そろそろ住宅を購入しよう！

と、考えたときに候補に挙がるのが、

マンションか注文住宅かはたまた建売か。

 

特に、土地の価格が決して安くはない

静岡県では、建売の価格は非常に魅力的に映りますよね。

 

でも、なぜ建売はこうも安いのでしょうか。

物件によっては注文住宅より数百万いや、メーカーさんによっては

1000万以上希望エリア内でも価格がかわってきます。

 

 

今回は、そのからくりをまとめてみます！

 

１、施主の要望を聞かずに建てられる

注文住宅は、間取りはもちろんのことその外壁材の色、

床材の種類、住宅設備の性能、壁紙など自分たちの希望を

盛り込むことができます。

しかし、建売はそのような施主の希望を聞くことなく、

建てることができるので、

施主と打合せをする設計士の人件費を削減したり、

内装が決まっていないので、工事が進められず、

大工工事期間も短くすることができるのです。

 

２、スケールメリットを活用する！

建売住宅は、隣合わせで数区画売り出されることが珍しくないですよね。

建売業者は一般の人は買い難い大きな土地を

安く購入し、それを分筆して販売することも多くあります。

一般の方が買い難い土地、ということは

売りに出す際も、万人への需要が少ない＝相場よりも価格が低い

ということもあり、周辺相場よりも安く仕入れることができます。

 

また、数棟いっぺんに建築することで、

住宅設備も一括購入が可能となりますし、

お願いする大工さんも短い期間で原価を下げることに成功しています。

３、短工期に仕上げられる

１、でも少し触れましたが、施主の都合を聞くことなく

現場を進めることができる！ということは、

注文住宅を建築する際に配慮されるお日柄や上棟式などにも

考慮することなく、もくもくと現場を進められます。

職人さんは1現場単位でのお金のお支払いではなく、

1人に対する日当でお支払いすることも多いので

短工期に仕上げることは、経費削減につながるのです。

 

４、土地と建物両方からの利益を得られる

注文住宅では、土地は売り主さん、

建物は建築会社さんと土地と建物、別々の会社が利益を得ます。

しかし、建売だと土地と建物両方合わせての利益を

1つの会社が得ることができるのです。

そうすることで、土地、建物からそれぞれから得る

利益は少なくなるかもしれませんが、

２つ合わせればきちんと利益を得ることができるようになっているのです。

 

 

建売購入は

理想の間取りの追及や思い描く雰囲気の家づくりは

叶わないかもしれませんが、

お子様のことを考えて

住宅購入資金をコンパクトにしたいとお考えの方には

有力な候補になるでしょう！

 

 

いたずらに不安を掻き立てる記事もありますので、

建売の基本的なコストカットの手法についてまとめてみました。

 

しかし、

建売購入にメリット・デメリットがあるのは事実です。

なので次回は、

建売購入の際のメリット・デメリットをご紹介します。