ヘリンボーン床を採用し、レトロ感のある写真スタジオ。小窓や収納のドアは、撮影の際の背景をイメージして奥さまが手配したもの

木と塗り壁の風合いが優しい印象の外観。窓の配置によって、夜、室内から漏れる明かりもデザインの一部に取り込む。玄関の地窓や間接照明にもこだわりを感じる

10人がかりで運び入れたガラスをはめ込んだ大窓から、周囲の自然を取り込む。多くの友人が集うT邸のもてなし空間を、間接照明が優しく照らす

和室とダイニングの下には間接照明を。夜は、まるで浮かび上がっているかのように幻想的

ベイマツのピーラー材を用いて、軒の美しいラインが強調されたエントランス。格子の引き戸とともに、落ち着いた和の佇まいを演出している

2階の寝室から続くリビング。夫婦二人の時間はここで過ごすことが多い

大きなシンクのあるキッチンは造作にしたオリジナル。背面には大容量の隠す収納を備え、来客時も安心

普段は開放にしているホールとリビングは、ポリカーボネートの建具で仕切る。閉めても明るさが取り込める

リビングドアには泡入りガラスを採用し、レトロ感をプラス

西海岸風の内装とレトロな家具の組み合わせがユニーク。ヘリンボーン柄の壁紙がアクセントだ

ご主人の書斎。ダークグリーンの壁紙を効果的に使ってレトロなイメージを演出した

新品なのにどこか懐かしいレトロな雰囲気のドア。玄関の空間がグッと優しく仕上がった

ゴロゴロしてくつろげるように、とLDKの一角に設けたオープンスペースの畳コーナー。段差があるので、ちょっと腰掛けるのにもちょうどいい。インテリア＆照明でレトロなイメージを演出

家の中でも一際目を引くのが、階段部分から玄関まで赤いペイントが施された壁紙。赤はご主人の好きな色。どこまで塗るかは試行錯誤だったそう。奥さまが趣味で撮った写真やご主人の趣味であるスニーカーを飾る際にも赤い背景の方が引き立つのではと、玄関までペイントした