ゴロゴロしてくつろげるように、とLDKの一角に設けたオープンスペースの畳コーナー。段差があるので、ちょっと腰掛けるのにもちょうどいい。インテリア＆照明でレトロなイメージを演出

タイルの目地で区切って引き出しや棚をたくさん造作したキッチンカウンター。奥さまが『ハートホーム』の事務所で見かけて「こういうのが欲しい！」とリクエストしたそう。キッチンに立つとリビング、ダイニングの全体が見渡せる、奥さま思いのレイアウトだ

奥が住宅、手前が屋根も壁も建物とお揃いで作ったガレージ。愛車とバイクの寸法を測って内部にはチューンナップ用の道具やサーフボードを置く棚なども設けた。柵付きのカバードポーチやガレージ横のディスプレイボードもアメリカンハウスの雰囲気を盛り上げている

LDKの床はアンティークオーク。珪藻土の塗り壁との相乗効果で、やさしくぬくもりのある空間に。テレビ台は設計段階から置く位置を決めて造作。ダイニングの壁には友人の作家さんの手作りというアンティーク風のアイアン格子をはめ込んだ

リビングとの間を壁で仕切り、落ち着いて食事ができるダイニング。パソコン用のカウンターもここに。アーチ壁や腰壁で遊び心をプラスして、他と違う印象に仕上げている

白タイルに奥さまの好きなブルーのタイルをワンポイントで使った造作洗面台。洗面ボウル下の収納は「ぬれてもよい素材を選択して正解でした」と奥さま。洗面所と浴室の間に脱衣所を別に設け、誰かがお風呂を使っている時も洗面所を使用できるようにした

玄関前だけでなく、リビング側にも屋根付きウッドデッキを設置。ご近所に住む友人を呼んでBBQすることも多いとか。庭にはご主人が丁寧に手入れしてきれいに生え揃った芝生が広がる。ガレージからつながる石畳の通路もいい雰囲気

ガレージ内に作ったご主人の部屋。コンクリート打ちっ放しの床にラグを敷き、壁は落ち着いたトーンのブルー。味のあるテーブルはご主人が自ら製作。休日はデッキにいるか、ここで映画鑑賞や読書をして過ごしているそうだ

琉球畳と天井に配された竹が清々しい和室。リビングと段差を設けることで、ちょっと腰掛ける小上がり的にも使える

LDKの一角に設けた3畳の小上がりは、ちょっと腰かけるにもちょうどいい高さ。床下は引出し収納になっている

ご主人の書斎。ダークグリーンの壁紙を効果的に使ってレトロなイメージを演出した

大きな土間収納のおかげで玄関はすっきり。レトロな雑貨がインテリアとしてお似合い

ヘリンボーン床を採用し、レトロ感のある写真スタジオ。小窓や収納のドアは、撮影の際の背景をイメージして奥さまが手配したもの

リビングの一角にある畳コーナーは、ちょっと横になりたいときに便利。段差もなく、無垢の床とほどよく馴染んでいる。障子で間仕切りしても、上部が抜けているのでリビングの開放感はそのまま

ダウンリビングと吹き抜けの相乗効果で明るさと開放感を演出。段差は腰掛けるのにもちょうどよく、重宝しているそう。ダイニングキッチンは奥さま好みのブラウンでまとめた

オシャレなカフェやビストロをイメージさせるオープンキッチン。天井をあえて少し下げ、腰壁をモルタル仕上げにしたことでLDKのアクセントとなっている

床を一段下げ、ローフロアにしたリビングは家族がくつろげる場所。段差に腰掛けたり、横になったりと自由に過ごせる。リビング、ダイニング、おうちカフェ空間の「モーニングスペース」、それぞれの天井高が異なり、印象が変わるのもおもしろい

建築中に階段下の活用を思いついて作ってもらったというご主人の隠れ家。文机やランプなど、最近はまっている骨董市で手に入れた昭和レトロなインテリアが素敵