静岡県東部
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最近(11月の終わり頃)のニュースにて、エコキュートユニットからの運転音が原因で、周辺住民の方から不眠などの苦情が寄せられ、国が調査を始めるとありました。
エコキュートユニットを販売しているメーカーのホームページやカタログを見ると設置について注意事項が書かれています。ユニットの製造年などで苦情の違いがあるのかはわかりませんでしたが、設置を検討する場合はどのようなことに注意したらよいでしょうか?またこのようなことが報告されていてもエコキュートを設置することのメリットはなんでしょうか?
まず注意点は2点。
ひとつは質問者様のおっしゃる通り【騒音】です。実際にエコキュートはそれほど大きな音を発しているわけではありませんが、その音が施主さんにとって寝ている時不快になるかどうかは住んでみないとわかりません。そのため、1階に寝室を作る際などは注意することをオススメします。
ふたつ目に【貯湯タンク】だということです。エコキュートは夜中オール電化によって安くなった電気代をうまく使って、低コストで湯沸かしをする設備です。それをタンクに貯めたものを日中のお湯として使います。そのため、生活スタイルが不規則な場合やお湯を使う量が多い家庭の場合、うっかり空っぽになってしまい「沸き足し」をしなくてはならない場合があります。日中の沸き足しはかなり割高になってしまうのでエコキュートのタンク量には注意が必要です。
ここからはメリットのお話です。
おそらく質問者様はオール電化にされる事かと思いますが、オール電化の料金の仕組みは「深夜の電気代がかなり安い」からお得な仕組みです。逆に日中の電気代が高くなる点に注意してください。その点、深夜の電気代でお湯を沸かすエコキュートはオール電化とかなり相性が良いです。多くの場合、電気代はお得になります。しかし、エコキュートは初期設置費用が高く「元を取れるほど得か」というとライフスタイルによってはそれほど得にならない場合もあるのでじっくり住宅会社さんと相談してみてください。
浜松店コンシェルジュ 竹澤貫
皆さま家創り楽しんでいますか?
悩まれることは多々あると思いますが、何か少しでもお役に立てればうれしいです。
さてエコキュート設置の最大のメリットは私見ですが、やはりお湯(水)が370L程度実際にあることによる災害時の非常用水に成り得ることだと思います。節約して使用すれば20L/1日(4人家族×5L)として18日程度使用できそうです。(浴槽+αというところでしょうか。)
あとは電気使用のピーク時間をずらすことにより、発電にあまり負荷を掛けないことや、電力会社の料金プランを変更することで、深夜の安い電気料金を使用できることなどがあります。(東京電力の「電化上手」など。これは賛否両論あるとは思いますが、1つのメリットかなと思います。)
注意点は、
①設置個所はなるべく近隣のお宅のLD(リビング・ダイニング)近辺を避ける(騒音やヒートポンプの風)
②タンク容量に注意する。(370L or 460L若しくはもっと少量?家族に女性の方が多いと使用湯量が多くなります。もちろん追加で湯を沸かすこともできますが、ランニングコストが上がります。)
などでしょうか。よろしければ参考にして下さい。
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