玄関アプローチの夕景。2つの箱に挟まれたスリット状の空間から、内部空間に導かれるデザイン。玄関に入っても光庭があるため、閉鎖感を感じない。玄関上部は子どもバルコニーになっている

ダイニングから見たリビング。折戸のアルミサッシを開けることで、リビング、ウッドデッキ、芝生庭が一体となり、景色が一枚の絵画のように見える

子どもエリアと大人エリアをつなぐ渡り廊下。子ども部屋の折戸を開けると、1階LDKとつながる

ウッドデッキから見たLDK。天井は張らず、2階床の構造体を現しのデザインにすることで、LDKの広さを演出。隣接する和室の扉を開ければLDKとひと続きになり、さらに大きな空間に

和室側から眺めるLDK。広い芝生庭と4つの光庭のおかげで、さまざまな角度から光と風がLDKに入り込んでいるのが見て取れる

子ども部屋から望む、LDK上部の吹抜け空間。正面の引戸を開けることで親エリアの寝室とつながり、さらに南側の山林をも眺めることができる

3つの子ども部屋の中心に位置する“子どもバルコニー”。家の内外を子どもたちが自由に駆け巡る。暗くなりがちな北側の部屋に光と風を取り入れる役目も果たしている。寝室には“大人バルコニーも”設置

外観全景。光庭を挟むように3つの“箱”を配置。右下の白いボックスはガレージ入口の大庇。道路から見た外観デザインを“意識して整えている

キッチンから見た18畳のLDK。2つの大きな窓でLDKを挟むことにより、閉鎖感をなくし、高い勾配天井によって空間に動きを出している。これだけの大空間でも床暖房により、冬でも快適に過ごすことができる

玄関ポーチは内部の板張りの壁がアクセントとなり、白い箱型の外観を引き立てている。玄関ドアは正面からは見えないつくりで、プライバシーもしっかり保護できる

明るい白をチョイスした外観。玄関上部の横スリット窓やインナーバルコニーも表情を添える

シューズクローク付きの玄関は、グレーの壁とアール型の出入り口がポイント。クローク内部にもスリット窓を用意して採光を確保。明るくて清潔感がある

可能なところにはすべてつくってもらったというニッチ。玄関ホールは、壁自体をスリット状にして、間接照明も組み合わせたスタイリッシュなニッチに仕上げた

土間、玄関ホール、階段スペースに同じタイルを貼り、視線を導くようにして空間の奥行きを演出した

深い軒をゲート状にアプローチに延長したフォルムが斬新な外観。外壁は漆喰塗りで、軒天はレッドシダー張り。ゲートをくぐった奥に玄関がある

白の外壁に赤色の玄関ドアが美しいアクセントをもたらすモダンな外観。箱が幾重にも折り重なったフォルムに、スリットサッシがリズム良く並ぶ

シンプルな箱型の外観にグレーとダークブラウンを組み合わせた外観。玄関が吹き抜けになっており、上部にはダイナミックな開放感があふれる大開口が広がる

建物中央にある吹抜状の杉柱に囲まれた階段室。杉柱の隙間から奥の空間が見えることで閉鎖感がなくなり、空間全体の一体感が生まれた。1階の床暖房やペレットストーブで暖められた熱を2階のホールやＬＤＫへ伝える役目もしている