床断熱と基礎断熱の違い
2021/04/22|くふうイエタテカウンタードン・キホーテ豊橋店
今回は皆さんが意外と気にしていない床の断熱について解説していきます。
個別相談をしていると、気密断熱にこだわっているよ!という方がいて、壁の断熱については良く話をされるのですが、床の断熱については皆さんあまり気にされていないようです。
床の断熱によってメリット、デメリットあり、またシロアリ被害を考えると選ばないほうがいい工法もあります。
家を建てる際には壁の断熱材だけでなく、床の断熱も気にしてみましょう。
それでは解説です。
■床断熱
1階の床下に断熱材を敷き詰める工法です。
現在日本では一番多く採用されている工法になります。
〇メリット
・施工コストが安い
・シロアリ被害を受けにくい
●デメリット
・気密が取りにくい(家に隙間ができやすい)
■基礎断熱
建物の立ち上がりのコンクリート部分に断熱をします。
なので、1階の床下も部屋の中と同じく温めたり冷やしたりすることができます。
〇メリット
・気密が取りやすい(家に隙間ができにくい)
・基礎コンクリートの蓄熱や地面の熱を利用できる
●デメリット
・シロアリ被害が出やすい
■「基礎内断熱」と「基礎外断熱」
基礎断熱には「基礎内断熱」と「基礎外断熱」があります。
・基礎内断熱・・・基礎コンクリートの内側に断熱材を施工する
・基礎外断熱・・・基礎コンクリートの外側に断熱材を施工する
断熱性能だけだと、基礎外断熱が有利ですが、基礎外断熱はシロアリ被害を最も受けやすいため、木造住宅で検討中の方で基礎断熱を採用する場合、「基礎内断熱」の方が安全だと思います。
■まとめ
気密断熱は建ててからの快適性を大きく左右する要素となります。
ここにこだわると工事費が上がってしまいますが、その分光熱費が抑えられたり快適に生活ができるようになるので、ご予算に余裕がある方は是非こだわってみてください。
イエタテ相談カウンターでは、家づくりの要望をヒアリングして、あなたにぴったりの住宅会社をご紹介します。
気密断熱にこだわりたいなど、皆さんの家づくりの要望を聞かせ下さい!
皆様のご来店をお待ちしております。