●ダミー●　勾配天井、隣接する部屋や窓に視線が抜けることで、畳数以上の広がりを感じられる。勝手口とキッチンの窓からは、三河富士とも呼ばれる本宮山が見える

勾配になった天井にはツガをあしらい、床には無垢のオーク材を使った、木のぬくもりがあふれるLDK。窓際には収納が付いたL字型のベンチを造作。引き出しの一部は移動することができ、机やイスとして自由にレイアウトできるのがユニーク

キッチンに立つと、LDKや和室、庭まで一望でき、家事をしていても家族の気配を自然と感じられる。ダイニングの隣に設けたスタディコーナーは、現在は奥さまの勉強部屋として使用。あえて扉を設けず、開放的に。夜には間接照明がともり、昼とは違った落ち着いた雰囲気を描き出す

ダイニングに隣接する4.5畳の和室は、ゲストルームとしても活躍。「2面の窓からたっぷりの光が差し込み、昼寝が気持ちいいんです」とご主人

キッチンや洗面、浴室など、水回りをまとめた回遊式の家事動線が便利。冷蔵庫はリビングダイニングから見えないよう専用スペースに

天井高を2.2mに抑えた、包み込まれるようなこもり感のある寝室。すぐ横には5.5畳の床下収納があり、長さのあるスキー板や季節の道具、ストック品を余裕で収納

最大高3.6ｍある、ゆったりとした玄関ホール。ベンチには、栃（とち）の木の一枚板を採用

寝室の横にはご主人のために2畳の書斎をレイアウト

勾配天井が畳数以上の広さを演出

勾配天井と隣接するウッドデッキが開放感を演出するダイニング。リビングと位置をずらすことで奥行きが生まれ、畳数以上の広がりを感じられる。床はあえて節の多いナラ材を選び、コストダウンに成功

寝室の窓からは富士山と箱根を望む。吹抜け側 の壁につけた障子窓は、明かり取りや空気循環に

見せ梁がリズミカルなリビングは、小上がりの和室が隣接することで、畳数以上の広さを感じられる

LDKのポイントは大きな窓。向かって左側はFIX窓にすることで広がりが生まれ、部屋を畳数以上に広く見せる。天井の一部を折り上げたこともポイント

子どもたちの遊び場やアウトドアリビングとしても活躍するウッドデッキ。床面をLDKと同じ高さにすることで実際の畳数以上の広がりを感じられる。

キッチンを囲むようにL字型に広がるリビングは約20畳。勾配天井と大きな窓のおかげで、畳数以上に広がりを感じるつくり。中央にはカフェの店舗のようにお洒落なキッチンが備わり、奥さまが料理をしながら子どもたちに気を配る様子さえ絵になる

ファミリークローゼットがあるので、子ども部屋には収納を設けなかった。必要最低限のスペースながら、勾配天井のおかげで畳数以上の広さを感じられる

両親世帯のリビング。勾配天井が畳数以上の広さを演出する。「暖房がついていない真冬の朝でも13度以下にはなりません」とうれしそうなお母さま　

家族の暮らしの中心となるリビングは南面の大きな窓からテラスや庭につながり、実寸以上の広がりを感じられる空間に