共働きのOさん夫妻には必須だった室内干し空間。土地を下見した段階から、西日が当たる場所を計算して決めた

天井までのハイサッシが開放感を演出するLDK。床は表情豊かなアカシアの無垢材で、キッチンカウンターや下がり天井とのバランスも絶秒。黒のエアコンやアメリカンスイッチなど細部にもこだわった

リビングの壁はヘリンボーン柄でアクセントを。「海」をイメージしたダイニングの照明も素敵

冷蔵庫は正面にある壁の奥側に配置する予定。キッチンカウンターも高めにして、来客時に調理などの支度が見えないよう配慮した

三角アーチは奥さま、OSBボードはご主人。二人の希望をミックスしたおしゃれなシューズクローク

一面の鏡ですっきりとした造作洗面台。高窓から差し込む光に気分も上がる

24畳分という広々とした屋上には、熱対策にもなるウッドタイルを。住宅密集地の中につくりだした特別なプライベートスペースだ

旗竿地という難しい条件の中で採光や通風を確保しながら理想を実現していったO邸。ガルバリウムの外観に、アメリカンテイストのフェンスや消火栓がよく似合う

計算された動線が、共働きで忙しい夫妻の家事ラクと時短に貢献する

奥さまの実家から譲り受けた土地を活用。「ずっと暮らしていた実家の離れが二階建てで、家事をするにも階段の上り下りが大変。新居は平屋と決めていました」そう話すOさん夫妻

ダイニングは、食卓についたときに外の視線が気にならない高さを計算して、滑り出し窓を設置。効率よく風を取り込むため、敷地のある土地の風向きに合わせて開口部の方向や大きさを決めている