リビングと2階ホールは吹き抜けを通じてつながる。「ソファでくつろいでいると、2階から子どもが声をかけてくることもよくあります」とSさん。天井いっぱいまでの収納を設けたTVボードも、同社のオリジナルデザイン

壁の白と床のグレーをベースカラーに、黒のサッシや建具でアクセントをつけ、シンプルモダンに演出したLDK。細部の収まりまでこだわり抜いて、洗練されたくつろぎ空間が実現

吹き抜けには南側と東側に大きな高窓を用意。広い空間全体に明るさをもたらしている

主寝室はカーペット敷きに。ウォークインクローゼット側のアクセントウォールと色を合わせてシックにコーディネート

2階ホールの手前には、1階と色違いでそろえた、グレーのオリジナル洗面台を設置。ホールの収納スペースは家族共有

オリジナルの洗面台。壁一面に鏡を張り、光沢のある黒いカウンターにエコカラットを組み合わせてホテルライクに演出した

S邸では、大人5人の暮らしを考慮して太陽光発電を6.93kW導入。創電＋オール電化による省エネで、エネルギーの自給自足を実現した。入居以来、作った電気と使った電気がプラマイゼロ以上。売電が上回る月もあるという。太陽光発電は万一停電が発生した際にも電気を使うことができるため、災害対策にも役立ち、家族も安心感が得られたと話す。

中庭を囲む「コ」の字型の二階建て。太陽光発電を6.93kW搭載している

ソファでくつろぎながらTVやお気に入りのDVD鑑賞ができる、屋上ホームシアター

キッチンは吹抜けを通じて2階と繋がっている。「おーい、ママ」とお子さまが奥さまに声をかけたりと、常に家族が一体感を味わえる

奥にはスキップフロアがあり、壁面や吹抜け2階部分の工夫で、どこからも家族みんなで声をかけ合えるよう配慮されている

2階ホールからはLDKを見渡すことができ、アイアンの手すりごしに階下の家族に声をかけることもできる

空気を階下に回す格子柵。お父さんが帰ってくると子どもたちはここから「おかえり！」と声をかけるそうだ

庭に面して大開口を設けたことで開放感が倍増した吹き抜け空間。吹き抜けが上下階をつなぎ、2階にいる子どもに声をかけることもできる

ご主人が「休日はほぼここにいます」と話すリビング。ソファやTVボードも同社にてトータルコーディネート

見渡し良好なコックピット型キッチンを採用。“ながら家事”に最適で、リビングで家族がくつろいでいるときも、子どもたちがダイニングテーブルで宿題をしているときも、声をかけながら料理や片付けができる

2階のウッドバルコニーにはタープを設け、外の風景を眺めて楽しんだり、日光浴をしたり。バルコニーの下や庭で遊ぶ家族に声をかけることもできる

リビングの一部を吹き抜けにして、2階の子ども室の声が届く間取りに。TV背面の壁の奥に脱衣所と浴室、ファミリークローゼットがある