外壁には40年間塗り替え不要の素材が使われる。ライフサイクルコストが抑えられ、将来のゆとりを生む

グレートーンでまとめたDK。天井や壁に映る照明の光が気分をゆるめてくれる。収納も適所に用意

吹き抜けによりキッチンからの視線が広がり、気分もリラックス。背中側の洋室は現在遊び場として使用。おもちゃがサッと片付いて、LDKのスッキリに貢献

友人を招いてホームパーティを開くことも多いOさん夫妻。料理やお酒を提供しながら楽しい時間を過ごせるよう、キッチン正面にカウンターを依頼した

リビングを吹き抜けにすることで、実際の広さ以上の開放感が演出される。窓の位置とサイズは周囲の視線に配慮。明るさと落ち着きのバランスが整えられた

クリエイティブな仕事に就くご主人の作業部屋。国立科学博物館とメーカーのコラボによるクロスを採用

洗濯はランドリールームで完結。乾いた衣類も収納しやすい間取り

洗面脱衣室のすぐ隣にファミリークローゼットをレイアウト。衣類を運ぶ距離が短くなり、家事の負担を軽減する

玄関は共用で、左手がお母さまの空間。南面に配された広々としたLDKで、お孫さんと一緒に過ごすことも多い。右手はご主人の仕事部屋

塗り壁の外壁は、30～40年はメンテナンスが不要なのがメリット

ゆとり、明るさ、スギ張りの天井が生むぬくもりは2階にも。壁色に合わせ、シーリングファンも塗り替えてもらった

一見窓がなく、シンプルな建物。ポイントになった桧の格子は風を通しつつ視線を遮る。外壁は塗り替え費用を抑えるメンテナンス性の高い素材

塗り替え費用を抑えるメンテナンス性の高い外壁。風を通しつつ視線をさえぎるモダンな桧の格子がアクセント

外観はシンプルモダンなツートンカラー。使用しているサイディングは「KMEW」の光セラ。自浄作用があり、30年メンテナンス不要なのでランニングコストを大幅に抑えられる

外壁材や屋根材もメンテナンス費用を抑えられる素材を活用

メンテナンスフリーのタイル外壁。 初期投資はかかるが、補修や張り替えのコストを考えると、50年間で100〜200万円はお得に

よく見ると、階段の踏み板にはさまざまな無垢材が使われている。これも、コストを抑える片川社長の配慮

ゆとりのあるキッチンが家族のコミュニケーションを生む。ステンレス製の天板は作業がしやすくメンテナンス性も高い。面材にはモルタル調の素材が使われ、木のぬくもりが広がるリビングとのコントラストが美しい

塗り壁と木が本物の素材ならではの上質感を醸し出す外観。スタイリッシュで生活の明かりが映える佇まいをデザイン。外壁には30年間メンテナンス不要の塗り壁「オメガ」を採用している。2階の木格子の奥はバルコニーになっており、外からの視線を気にすることなく洗濯物を干せる