玄関から近い場所に設けたファミリークローゼット。外着や学校のお支度用具もここに収納し、子どもたちが個々のエリアに整理整頓する自主性が身についた

400坪の広大な敷地に建てた完全分離型の二世帯住宅。中央に二世帯共有の玄関があるが、裏手に親世帯専用の玄関も用意。大容量の太陽光発電システムと蓄熱暖房機も備えている

リビングに隣接したご主人の書斎

キッチンのバックヤードに造作した特注の収納棚。子どもたちそれぞれの収納棚をつくり、自分でお片づけする習慣が身についた

洗濯物を一番下のストッカーに入れると、裏のランドリールームで奥さまが取り出して洗濯機へ。フルタイムで働きながら子育てにも奮闘する夫婦の家事時間を大幅に短縮してくれている

親世帯14,9畳のLDK。お母さまがキッチンで料理しながら大好きな山の景色を見ることができるよう、窓の大きさと位置を工夫した

テクノストラクチャー工法ならではの大開口と大空間リビング。折上げ天井の梁が広い空間のアクセントに。リビングイン階段の手すりはアイアンのオーダーメイド

アウトドアリビングとして大活躍のウッドデッキ

子どもの自主性が身につく玄関のお支度コーナー

玄関からシューズクローゼット、手洗いコーナー、リビングへと行き止まりなしでつながる生活動線。子どもたちも自分で整理整頓する習慣が自然と身についた

男子二人が成長した時のことも想定した、甘すぎない子ども部屋。整理整頓の習慣を身につけてほしいと、ワードローブはオープンスタイル

ランドリーと階段の間に設けたお支度コーナー。子どもたちが外着やランドセルを自分で片付ける習慣が身について、パパもママもラクになった

2階の主寝室。大容量のウォークインクローゼットを設けたことで、衣類や小物の整理整頓もラクラク。慌ただしい朝の支度のストレスも解消した。1階と2階でフローリングの材質を変えて変化をつけた

1階の真ん中に設けたウォークスルークローゼット。4人の子どもたちそれぞれのお支度セットなどを造作棚に収納できるようになっており、自分でお片づけする習慣が自然と身につく

U家にとって、庭はBBQやプールを楽しむだけの場所にとどまらない。家庭菜園に季節の野菜を植え、育て、収穫して、おいしくいただく。食べ物を自給自足することの大切さを知る「食育」と、庭を通して子どもの創造力、自主性が身につく「庭育」の場でもあるのだ。

毎日の食事を楽しむキッチンのカウンター。ここはまた、学校から帰った子どもが宿題をする定位置にも。夕方、食事の支度でキッチンに立つ奥さまとの距離も近く、時には会話をしながらのスタディコーナーに。空間の有効利用にもなり、リビングを広く使えるので、子どもの友だちが遊びに来た時も、くつろげるスペースが確保できる

キッチンと同じ素材で造作した手洗いコーナー。玄関から近い場所にあるので、外から帰ってすぐ手を洗う習慣が自然に身につき、感染対策にもなる。脱衣室と離したことで、誰かが入浴中でも自由に手を洗うことができる