一直線に続く2階のコリドーが視線の先に広がる空間への期待感を高める。久保田社長の提案で、壁面に大容量の本棚を造作した

品格と美しさを備えたアートを思わせる別邸。独創的でありながら街の景観に馴染む外観デザインに『TEN』の設計美学を感じる

圧倒的な開放感を誇るLDKは36畳の大空間。吹抜けは高さ6mで、南面は全面ガラス張り。海外のような景色がいつもそこにある非日常空間はまさに豪邸

テラスからのやさしい光が射し込む吹抜けのリビングダイニング。重厚感のあるダイニングテーブルは杉の一枚板をタイルの床に合わせてグレイッシュに塗装した。スケルトンの鉄骨階段から視線が抜けていき、より開放感が生まれる

テラスに面した巨大なサッシは特注。床のタイルはリビングと同じ材質を使い、つながりを持たせた

奥さまこだわりのオープンキッチンは、ブラックのマットな質感が美しい「kitchenhouse」。ミーレの食洗機とオーブンレンジ付き

上質と洗練を極めたエントランス。間接照明がくつろぎと華やかさを同時にコントロールする

ホテルライクなサニタリー。白と黒を基調にし高級感を持たせた

玄関からLDKへと中庭を眺めながら進む長い廊下が、視線の先に広がる空間への期待感を高めている

奥さまはキッチンから家族が見渡せるレイアウトを希望した。キッチン奥にはパントリー、脱衣室、屋根のある物干し場が一直線に続き、家事効率を高めている

吹き抜けの窓は、リビング階段を上りきった時、視線の先に街並みを望めるようレイアウト。通路横には大容量のクローゼットを用意

大きな窓から注ぐ光が、勾配天井のあるLDKいっぱいに広がる。何十年先でも快適に過ごせるオープンな間取りと、一年中適温が続く性能が心地よい暮らしを生み出す

洗面室から脱衣室、浴室乾燥機を備えた浴室までが一直線でつながる家事動線は、永田社長の提案。すべての場所で室内干しが可能で、壁の造作収納も多く、家事負担がグッと楽になる！

9畳の子ども部屋は、成長に応じて二間に分けられる。造作の本棚も可動式で便利。子ども用の踏み台は、金澤社長が自ら造ってプレゼントしたもの。窓越しには四季折々の山の景色が広がる

大きな吹抜けのリビングを中心に、開放的な空間が広がる。オープンキッチンからはLDK全体が見渡せるだけでなく、2階にいる家族の様子もわかる。水色のオープンキッチンやアクセントクロスは、磯部社長の提案でセレクト。階段下を有効利用して収納も十分に確保した

キッチン右手には可動棚を備えたパントリー、その先に洗面脱衣室と浴室が一直線に続く。玄関からの動線も合流し、暮らしやすさをグッと高めている色・素材・設備を吟味した上で、ラックや家電もトーンをそろえ、スタイリッシュなキッチンが完成。当初コンロ前は壁が予定されていたが、できる限りオープンに感じられるようガラス製に

キッチンはレッドシダーの天井とヘリンボーンのカウンターにより、ほっとする空間に。随所に設けられた飾り棚は、女性設計士による提案。どうしても使いたかったダイニングの照明も雰囲気にマッチする。右手は勝手口、左手には容量たっぷりのパントリーが用意され、家事効率を高めている

ダイニング側から眺めたリビング。壁は天井との境までモルタル風の60角タイルを張り、視線がつながる先にあるテラスの外壁も同じ素材を採用。空間が外へと広がるかのような演出で、いっそうの開放感を持たせた。造作TVボードのシンプルなデザインや間接照明が、空間をスタイリッシュに彩っている