造作によるテレビボードが雰囲気にマッチ。フルオープンの窓を開ければ、木々のざわめきや小川のせせらぎが届く。ウッドデッキを設けるなど、今後は庭に手を加えていく予定

構造計算により安全性が確認された上で、柱や壁のない開放的なLDKが叶えられた。オープンな空間だが、優れた気密・断熱性能により、冬でもエアコン1台で快適に過ごせたそう

つながりと作業性の両面に配慮されたキッチン。トーンをそろえた背後のキャビネットにはゴミ箱の置き場も用意されている。造作カウンターは読書好きの奥さまのリラックススペース。照明のレールはすっきりとした印象となるよう、出っ張りのない埋め込み式に

明るく清潔感のあるサニタリールーム。ドアの向こうは物干し場へ続く。ランドリー収納に加え、室内物干しを完備し、ここだけでも洗濯が完結

2階ホールは広めに取り、自由に使えるスペースに。バルコニーや吹き抜けの手すりには視界を遮らないクリアなパネルが採用されている

玄関とキッチンを直接結ぶ動線上にパントリーを配置。容量たっぷりで、使い勝手もいいので、キッチン周辺のキレイが保たれる

正面の窓の下の棚は花やツリーを飾る場所として用意。背中側にシューズクロークがあり、その先はキッチンへ

外壁には鈴木さんからの提案で、風合いのある素材感が魅力のKMEW製を採用。左に「SOLIDO」、右に「フィエルテ」を張り分け、シャープでスタイリッシュでありながら、どこか味わいを感じさせる表情に仕上げた。玄関の無垢とガルバによるL字の囲いも気に入っている

フルオープン窓の採用により、デッキ越しに庭までつながる空間。愛犬こま君と遊べるように手を加えていく予定

安心感と明るさを放つアメリカンスタイルの外観。同社と相談しながら庭に手を加えていく予定

フルオープンの窓を開ければ、これから手を加えていく庭とつながり、広さと楽しさがアップ。敷地の使い方を変更したおかげで、人目もまったく気にならない

おいしい空気と緑に囲まれ、野鳥の声、小川のせせらぎに癒される絶好のロケーションに佇むK邸。こんな環境で、こんな素敵な家で子どもたちがどう成長していくのか楽しみ♪

ウォークインの壁の有孔ボードやキッチンの吊り棚は、ご主人の手によるもの。これからも暮らし方に合わせて手が加えられていきそう

金澤社長の手しごとで作る食器棚やテレビボード、収納棚も同社の自慢のひとつ。毎日手に触れることで風合いが出てきて、既製品にはない、高級な蜂蜜色に変化していく

カバードポーチは敷地全体の使い方を考慮し、L字型で設えられた。幅も長さもゆとりあるサイズで、遊び場にアウトドアリビングにと多彩な役割。バーベキュースペースとしても活躍する。庭はこれから手を加えながら、ドライガーデンに仕立てていく予定だそう