Hさんのマイホームは、住宅街に立つオシャレな「サーファーズハウス」。ラップサイディングと水色の窓枠がさわやかな２階建ての外観は、まるでカルフォルニアの邸宅のよう。リビングの正面にはカバードポーチも設けられている。室内には、「手作り感があり、経年とともに味わいが増す家にしたい」という要望に沿って、無垢や塗り壁などの本物素材を採用。室内はもちろん、玄関ドアまでも輸入品の無垢のドアを採用。腰壁にタイルを貼って造り込んだキッチンカウンターや、オリジナルデザインの造作洗面化粧台、古い桟橋で長い間使用されていた古材を貼った壁、さらには、50cm程度の長いボルトネジを用いた造作のキッチンラックなど、随所に担当者のゆたかな発想力が生かされている。「最初に提案されたときには正直びっくりして、仕上がりが心配だった面もありますが、今ではゲストに家を案内するときの自慢ポイントです」と奥さまが嬉しそうに微笑んだ。