リビングと2階バルコニーが一続きになる設計。バルコニーを囲む壁にはガラス窓が嵌め込まれ、光と視線が抜ける通り道を確保している。おかげでリビングはいつも明るく清々しい

ブラックの塗り壁にレッドシダーのアクセントが映えるキューブ型の外観。正方形を多用したデザインが、シンプルモダンな印象を演出する

「いつも景色を眺めながら過ごしたい」と、大きな窓にロールスクリーンだけを備えたLDKを2階に。マホガニーの床には、グラフテクトのキッチンやグレーのソファが置かれ、ブラックアイアンの家具や照明がアクセントをつける。落ち着いた大人のためのくつろぎ空間が完成した

4.5畳のバルコニーは、レッドシダーの内壁やガーデン用チェアがアウトドアリビングの雰囲気を盛り上げる半屋外空間。ここでのんびりリラックスする時間が家族の楽しみで、「いつかホームパーティーを開いてみたい」と奥さま

玄関に入ると、2階LDKにつながる階段が目の前に。「買い物帰り、荷物を持ったまま上りやすいように」という配慮から、手すりの位置を細かく調整

1階の階段下スペースを活用した造作洗面コーナー。丸い鏡やガラス製タイル、深い病院シンクの組み合わせが高級感を醸し出す。脱衣所と浴室も隣接し、洗濯や入浴がスムーズ

脱衣所と浴室は、室内干しや収納に便利なアイアン製の物干し付き。カウンターもあるため、衣類の片付けや収納がしやすい

キッチンは、リビングやバルコニー越しに外の景色を眺められるようレイアウト。高い気密・断熱性に加え、耐震性も確保された住空間は、長く心地よく過ごせるのがうれしい

視線が抜ける窓の設計

視線を遮る塀に囲まれたバルコニーは、いつも青空を感じられる場所。シャワーも用意され、ここで日焼けを楽しんだり、子どもと遊んだりと自由な過ごし方ができる

視線が奥へと抜けていく、通り土間のある玄関ホール。リビングとの仕切りを透明ガラスにして明るさと開放感を確保した

リビングは広さと明るさを重視。勾配天井を望む吹き抜け、アイアンの階段や手すりなど“視線の抜け”を大切に設計されている

インナーバルコニーに面したご主人の書斎。こじんまりしたスペースながら、窓からバルコニーに視線が抜けて空間の広がりを感じられる

まるでカフェのようなカウンターキッチンと一続きになったリビング。仕切りを室内窓にしたことで、どの角度からでも視線が抜け、空間がより広く感じられる

メーターモジュール設計のおかげで、キッチン内部などの通路すべてが余裕のある広さに。リビングから見えない位置に冷蔵庫を置き、キッチン背面にもたっぷり扉付き収納を備えたおかげで、いつもすっきりと整う

4畳の吹抜けを採用した開放感あふれるLDK。アラスカの観測基地でも採用されている高性能断熱材「アイシネン」と、16mmの空気層が入ったペアガラスのおかげで、家中の温度差がほとんどなく快適に過ごせる。対角線上に視線が抜けていくことで、より広く感じられるのも『アリアンス』ならではの設計手法だ

スケルトンの鉄骨階段の向こうに視線が抜ける、明るくて開放的なホール。重厚感のあるリビングドアは造作によるオリジナルで、アンティークガラスがおしゃれのポイントだ

帰ってきてすぐに手を洗える洗面コーナー。室内へ視線が抜けていく透明ガラスのリビングドアを採用したことで、空間に開放感が生まれた