天気がいい日にはウッドデッキでゴハンを食べたり、景色を眺めたり。お母さまの夢だった菜園も実現でき、新しい家には穏やかな時間が流れている

自然光を取り入れる窓の位置や明るすぎない照明など、光にこだわったLDK

片流れの屋根で小屋裏収納を設けた。自然豊かな環境にアイボリーの外壁がよく映える

玄関から続く中廊下は、天井の間接照明や、ドア越しに感じる家族の気配にホッとする

2か所から出入りできるウッドデッキ。広がる空を眺めながら家庭菜園を楽しめる

隠れ家のような書斎には読書好きな奥さまのために大容量の本棚を造作で

寝室のウォークインクローゼットは格子壁で目隠ししながら、ご主人用と奥さま用とでスペースを区切っている

カウンター、収納、鏡までコーディネートされた洗面。雨の日の室内干し用に造作したポール掛けがおしゃれ

トップライトからの明かりは、その日の天気や日の落ちる時間で季節の移り変わりも感じとれる

吹抜けの開放感と、窓の景色を眺めながら家族団らんの時間を楽しめるLDK

2階LDKの主役は、2枚並んだ縦150cm、横256cmの特大FIX窓。「職人さんからも、こんな大きな窓を取り付けるのは初めてと言われました」と奥さま。目の前の川の流れ、その向こうののどかな景色を眺めながら、外部からの視線を気にせず家族だけの時間が楽しめる

2階ホールを室内干しスペースとして使用。雨でも夜でも、天気や時間に関係なく干せて、晴れの日はバルコニーから取り込んだ洗濯物の一時置き場としても重宝している

無機質なデザインの中にも木の温かみを感じるLDK。新しいのに古びた感じのする天井は、工場などで使われる断熱性、調湿性の高い木毛セメントを採用。SE構法ならではの開放感あふれる空間に時間がゆっくりと流れる

真っ白な漆喰の壁に、現しになった梁と柱、杉板の腰壁、ダメージ加工した栗の床材が映える和モダンの空間。勾配天井を生かし、最大高4.8mにもなるゆったりとした空間に、愛犬と過ごす穏やかな時間が流れる

玄関ホールには、ご主人の以前からの趣味の水槽を設置。一日の終わり、泳ぐ魚たちをのんびりとを眺める時間が癒しのひとときに。古材調のクロスによる木目を活かしたインテリアも安らぎを添える

家のどこからでもデッキ越しの庭が眺められるよう配置された居室。特にLDKは、垂れ壁を作らず天井まで届く窓を基準にして設計されている。目に飛び込んでくるのは、窓枠一杯に広がる明るい庭。天気のいい日はフルオープンにして光と風を取り入れ、中と外との繋がりを意識できる

太陽光が南側からたっぷりと降り注ぐ明るいリビング。プライベート感を創出するため、外からの視線をシャットアウトしているが、日中は照明なしで十分な明るさ。快適な生活の中、子ども中心で流れる家族時間を楽しむ姿が印象的