家を建てると決めた時から絶対に譲れなかったものの１つが、ストリップ階段。ゆとりある空間が奥行きを生み、１階も２階も実際よりも広く感じさせる

道路に面した西側は窓を設けず、外壁材をグレードアップ。スタイリッシュな外壁のカタチそのものをしっかりと見せるようデザインした

吹き抜けのあるリビングは広々。敷地面積24坪という狭小地に建っているとは思えない開放感だ。照明にもこだわり、シーンによって光量や色を変えることができる

階段の先にあるのは小屋裏部屋。進学のため一人暮らしをする長男が帰省するときには、このスペースで眠る。家具は「ACTUS」でコーディネート。インテリアコーディネーターがアドバイスしてくれたそう

ダイニングテーブルは「TECTA」のM21。当初はサイズ的に入らないと考え違うものを考えていたが、設計図を元にコンピューター上でサイズを確認したらジャストサイズだとわかり、安心して選べた

『片瀬建設』の「CANVAS」仕様のモデルハウスを見学して一目惚れ。ペニンシュラ型のキッチンもカップボードも、モデルハウスと同じ仕様を選んだ。カップボードのある壁は一面エコカラット。カウンターでお茶を飲むのも楽しい

アプローチの小径を彩るのは、奥さまが育てるグリーンたち。「CANVAS」には、インテリアやガーデンエクステリアまで含まれているところが魅力的だったと奥さま。ガレージのシャッターはオーバースライドタイプを選んだ

ナチュラルで落ち着ける雰囲気の洗面台。無垢の天板とモザイクタイルの組み合わせがかわいらしい

ストリップ階段と２階の格子の手すり、さらに、小屋裏に上がる階段が奥行きを強調し、その美しい造形美が真壁造りの醍醐味を感じさせる

ゆとり、明るさ、スギ張りの天井が生むぬくもりは2階にも。壁色に合わせ、シーリングファンも塗り替えてもらった

静岡市葵区の中心からほど近い、交通量の多い通り沿い。間口わずか2,730mmの超狭小地に建てたK邸。奥行きは約22mと細長く、1階の北側は鍼灸院、中庭と廊下を挟んで南側がLDKと玄関になっている

多様な用途を受け止めつつ、暮らしにゆとりを生む2階ホール。窓から運ばれる季節ごとの眺めが、肩の力を抜いてくれる。右手壁沿いに造作のデスクを依頼。手前側の隅には洗面ボウルが備えられている

庭の緑に映えるコンパクトな平屋建て。通常、2階建てと同程度の面積の家を平屋で建てる場合、基礎と屋根の面積が2倍となり、それだけ費用がかさむことになる。同社の平屋では実際の面積は1.5倍程度に抑えつつ、設計の工夫で数字以上に広さを感じられる空間を確保している