1階に設けたトイレ。将来の万が一を考えて、手洗いの位置を配慮して車椅子と介助者が入れるゆとりをもたせた

丸窓とフランス瓦の三角屋根が特徴の外観。施主さんの要望や周辺環境に合わせてデザインはカスタマイズ

家族がくつろぐリビング。漆喰の塗り壁とエイジング加工された床材や梁でぬくもりのある空間に。階段下は、ラフェルムオリジナルの洞穴のような空間「グロット」

キッチンダイニングはアーチの下がり壁がアクセント。ダイニング側には収納やディスプレイにも便利な、幅のあるニッチを造作

2階に設けた書斎は、夫婦で共用。コンパクトながら勾配天井でゆとりを感じる完全個室に

寝室の天井は、床材と同じダークブラウンの板張りにして、フランスの片田舎に佇む古民家の雰囲気を演出

ラフェルムオリジナルのタイル貼りの洗面台。シンク下は本来オープンのところ、木製の造作扉を付けて、隠す収納に変更した

玄関のタイルは目地のないものをチョイス。石畳のような設えに。趣味のキャンプグッズをたっぷり収納できるよう土間クローゼットは広めにしている

寝室脇のプライベートトイレ。バリアフリーで、万が一車椅子が必要になってもゆとりのスペース

トイレや脱衣スペースには、つかまりやすい位置に手すりを設置。将来、車椅子を使ったり、介助が必要になったりしたときに、動きやすい動線も確保した

ゴミ箱の位置まで考えた、綿密な設計が使いやすいゆとりのキッチン

水はけと移動しやすさに配慮して玄関前をスロープに。車椅子が必要となっても、庭から室内に入れる

玄関とお父さまの部屋から近い位置に設けたトイレ。車椅子のままでも入れる広さと手すりを設置したバリアフリー仕様になっている

キッチンカウンターの下はすべて引き出し収納なので、食器の出し入れがしやすく便利。先々のことを考えて、キッチンと食器棚の間隔にゆとりを持たせ、車椅子でも家事ができるように配慮した

「将来、車椅子になってもいいように」と、玄関からゆとりのある造りに。使いやすい高さや幅にも気を配った

車椅子のままでも入れる広いトイレ。天井にウィリアム・モリスのデザインクロスを貼ってニュアンスを出した。造作の収納棚、レトロチックな手洗いコーナーにもこだわった

正面の壁は視線が落ち着くよう、窓の位置とカラーに配慮。壁掛けテレビの設置を想定し、壁に補強材を入れてもらった

アーチの垂れ壁で緩やかに仕切られた洗面室。カウンターは車椅子でも楽に使えるよう、高さと奥行きに配慮した。やさしい色合いのタイルがアクセントに。脱衣室と離したことで、誰かが入浴中でも手洗いや歯磨きが可能に