2階リビングの窓からは、街路樹と空がよく見える。交通量の多い道路に面しているが、車や通行人は全く見えない。高気密・高断熱のおかげで騒音も気にならないので、住んでみて2階リビングは大正解だったそう

ブルーグレーのガルバリウムと白い瓦の珍しい組み合わせの外観。ガレージ付きの2階リビングの家

2階にリビングがある間取りとなっているT邸。階段を上がると、手洗いコーナーと隠し部屋のような小さな扉。この小さな扉は、天井の低い収納部屋となっていて、現在はお子さんのおもちゃがいっぱいの遊び部屋に。リビングが散らからないのでとても便利。オープン階段のおかげで空間が広く感じられる

勾配天井にしたことで高さが生まれ開放感が魅力的な2階リビング。採光位置と空間を広く使う工夫により、実際の面積よりも広い印象になった

リビングのとなりにある3畳の畳コーナー。コンパクトだが、洗濯物を畳んだり、お子さんの昼寝スペースにしたりと、さまざまな用途で使えるのでなにかと便利。丸い飾り棚は塗壁の色と塗り方を変えて素敵なアクセントになっている

リビングのオープン階段を上がった先にある2.5階の子ども部屋。小屋裏も利用して天井を高く、広く使えるようにしている

ガレージからも出入りできる玄関。無垢の床と自然素材の100％の塗壁で、さわやかで心地よい空気が広がる。コンパクトな玄関だが、階段と階段上から入る窓の光が抜け感を演出している

玄関ホールのとなりは、洗面コーナー。室内干しスペースと家族クローゼットも兼ねていて、洗濯動線がここで完結するうれしい間取りとなっている

リビングをできるだけ広くとるため、キッチンは壁付けタイプを選択。その代わり、キッチン内が見えない間仕切り収納を造作。交通量の多い通りに面したキッチンには騒音対策で窓を付けなかった

2階のフリースペースからみたLDK

２階LDKなので、上下のつながりを意識して設計。玄関ホールから見上げたとき、２階バルコニーが見える形に。プライバシーに配慮しながら、バルコニーから見える空や射し込む光が快適さをより高めてくれるよう計画しました

2階は吹き抜けの周りを本をみながらぐるりと一周できる

街中でも、自分たちだけの空をきりとることができる2階リビング

迫力のある勾配天井。2階からの空の眺めも美しい

2階廊下から吹抜けのリビングを見下ろす。 さまざまな樹種を使い、木の経年変化を楽しめる

１階の寝室からも広がる景色。見上げた視線は、2階の横を通り、空へと抜けていく

床は芝生、天井は空をイメージした2階子世帯のランドリールーム。リビングと廊下の2方向に出入りできる

2階のインナーテラスは、BBQをしたり、コーヒーを飲みながらボーっと空を眺めたり。将来的に、壁で囲んで子ども部屋にすることもできる