建具を開放すると、LDKからお庭まで緩やかにつながる。建具の間にあるのは大黒柱。子どもの成長の記録を刻んでいくのも楽しみの一つだ

無垢の木と通り土間が印象的なK邸のコンセプトは、「おばあちゃん家みたいな家」

LDKには桧の無垢材を使用。桧の明るい色合いと吹き抜けからの光が溶け合って、明るく開放感のある空間に

階段は浮造り仕上げ。木目がLDK空間のアクセント

吹き抜けや階段、天井にと、無垢の木をふんだんに使うことで、温かみのある落ち着いた空間に

和室の天井部分は、天井板を羽重ね張りで張ったイナゴ天井に。和室はリビングと続き間になっているので、子どもが小さいうちや来客時にも重宝する

おばあちゃんの家を思い出す、どこか懐かしい通り土間。欅（ケヤキ）一枚板の式台や木とすりガラスの建具が、趣のある空間を演出

土間の奥には大工のアトリエも。日曜大工をしたり、趣味の吊り道具を手入れしたりと、Tさんの趣味を満喫するお気に入りの空間に仕上がった

室内と庭をつなぐ縁側のようなウッドデッキはアウターリビングとして大活躍している。植樹した木々の成長過程も楽しみの一つだ

子ども部屋は成長に合わせて二間に分割可能。ここからキャットウォークを通って主寝室へとつながる

きれいな空気がゆったり流れる吹抜けのLDK。腐らない、シロアリに食べられない国産材「緑の柱」に家族の思い出が刻まれていく。階段の傾斜も身体に負担をかけないよう緩やかに造作してある

奥さまの趣味はガーデニング。緑豊かなアプローチや南面の庭に、四季の植物を増やしていくのが楽しみ

掘り炬燵で四季の庭を眺めながら晩酌するのが何より楽しみ。風情ある40年前の建具を再利用し、 大正浪漫の照明でコーディネートした

おいしい空気と緑に囲まれ、野鳥の声、小川のせせらぎに癒される絶好のロケーションに佇むK邸。こんな環境で、こんな素敵な家で子どもたちがどう成長していくのか楽しみ♪

家の中で光や風とともに過ごし、家族の存在を程よく感じられるLDK。1階は一つの大きなコミュニティスペースのように、家族や友人と緩やかにつながる空間を意識してデザインされている

Aさん家族の家づくりではずせない条件の一つだった、人工芝を敷いたデッキ付きの広い庭。新居での暮らしが落ち着いたら、ここに家族や仲間を招いてバーベキューをするのが楽しみなのだそう

フルオープン窓の採用により、デッキ越しに庭までつながる空間。愛犬こま君と遊べるように手を加えていく予定

桧の無垢床に、杉張りの天井を合わせたリビング。壁は木目が明るく見える白をチョイス。掃き出し窓から庭に植えた木々の成長や芝生の緑を眺めるのも楽しみのひとつ