濃紺のガルバリウムをよろい張りにした、アメリカンテイストの外観。玄関ポーチと2階の一部はレッドシダーを用いてアクセントに。作業スペースや収納棚も確保したバイクガレージは、壁の下地材をそのままにして男前な空間に

絨毯張りの寝室には、一部にフローリングを用いてお休み前のくつろぎのコーナーが誕生

キッチン収納は、黒板の壁面が引き立つデスクタイプに

家中をひとめぐりしたところで、リビングで乾杯。落ち着いた深みのあるアカシアの無垢床と珪藻土の自然素材が心地いい。エアコンは天井のビルトインにしてすっきり

家づくりを振り返るスライド上映会も、引き渡し時の恒例儀式。建て替え前の平屋の家を懐かしく振り返っていた

奥さまが希望した読書のための小さなスペース。カウンターを吹き抜け側に逃がし、廊下が狭くならないよう配慮

LDKからバイクガレージに続くドアには、ご主人が希望した丸窓を配した。ガレージ内の照明もマリンランプを取り付け船内のようなイメージでコーディネートしている

黒板&磁石塗料で塗装した壁面には、ふくだのぞみさんのチョークアートが。ウッディなシステムキッチンと、間接照明を仕込んだ吊り下げシェルフがカフェのよう

無垢の床を敷き詰めて、ナチュラル感を強調。家具やインテリア雑貨はアメリカンテイストで統一。「生活感のない家にしたい」というこだわりをとことん追求した空間に

1階にある鏡付きのダンススタジオはアメリカンテイストに。「趣味でダンスを踊るのはもちろん、ここにギターやサーフボードをディスプレイし、趣味部屋として使っています」とご主人

旗竿地という難しい条件の中で採光や通風を確保しながら理想を実現していったO邸。ガルバリウムの外観に、アメリカンテイストのフェンスや消火栓がよく似合う

白い壁とクリの無垢材の床が広がるベーシックな空間に天井のレッドシダー張りが映えるLDK。黒いクロスや照明をアクセントに活かし、アメリカンテイストにコーディネート。収納扉や建具など、すみずみまでデザインにこだわった

ご主人の趣味は車とバイク。建物の正面左手にはシャッターが取り付けられ、インナーガレージ兼バイク収納になっている。カーポート下に駐車すれば、車いじりも雨に濡れずに作業できる。内壁は下地そのまま、ラフに仕上げた

「こうしたい」という要望に、ロードバイクを趣味にもつ片山社長の提案がブレンドされ、必要な広さと作業性を持つガレージが完成した。室内への動線を用意することで、ガレージで過ごす時間も暮らしの一部に。壁には下地を入れてもらい、アレンジしやすいようになっている