和室の収納は吊り戸棚にして子どもの遊び道具を収納できるようにした。カウンターは造作でしつらえた

下見板張り調のガルバリウムが特徴的な外観。軒天にはアクセントでレッドウッドを張った。道路から見えない側はサイディングで仕上げ、コストカットに貢献

2.6畳の玄関と4.3畳の広めにとった玄関ホールには、光と彩りを添える坪庭を設けた。視線が抜けるので空間を広く見せる効果も。これからHさんがシンボルツリーを植えるそう。脇には手洗い用の洗面も設置

22畳のLDKに設けられた開放感のある吹き抜けは、家中に光と風を運んでくれる。当初はダークトーンのフローリングを希望していたが、近藤さんのアドバイスもあり明るい色のフローリングを採用した。ホコリが目立ちにくく、家全体が広く見える効果も

階段と22畳のLDK、ふたつの吹き抜けを渡り廊下で渡っていくようなイメージの２階ホール。それぞれの部屋の中心に洗面を設けた。寝室を設けた2階はダークトーンのフローリングでコーディネートしている。階段側吹き抜けは、暗くなりがちな北側廊下に光を導く意図もある

5.5畳の和室は、今はまだ家族の寝室として活用中。みんなで川の字になって寝るのが気持ちいいそう。床の間の壁はスプーンカット、左手はウッドデッキにつながる

キッチンはブラックトーンで統一し、明るめのLDKが引き締まる。キッチン奥の左手からはバスまで一直線の家事動線があり、手前は玄関側へと通じている

キッチンから脱衣スペース、バスまで一直線の動線。表と裏、２つの動線をプランニングしたおかげで来客時でも気兼ねなく水まわりを使用できる

キッチンに設けたカウンター収納と吊り戸棚

シューズクロークには、子どもの遊び道具やウォーターボトルなども収納している

リビングや庭で遊ぶ子どもたちを見渡せるキッチン。両面収納のフラットキッチンのおかげで吊り戸棚は必要なく、すっきりとした空間に

キッチンを囲むカウンターテーブルは同社からの贈り物。正面には子どもの学校道具をしまう造作収納と黒板ボードも設けた

和室には、床の間と仏壇コーナー、地窓と吊り戸棚を設置。床柱には縁起が良いとされる槐（エンジュ）を採用

グリーンに塗装した無垢の扉とタイルで造作したオリジナルキッチン。背面の吊り戸棚はアンティーク家具を使って製作

トイレには清潔感のある水色の壁紙をセレクト。収納力のある吊り戸棚も設けた

キッチンカウンターに作られた小さな収納スペースは、お箸やカトラリーなど細々したものをしまっておくのに便利。カウンター上部の吊り戸棚はなくして、開放感を演出。キッチンの裏側にパントリーも設けられた

リビング横の和室は子どもの遊びスペース

2層シンクのアイランドキッチンと収納はステンレス製。カップボードは吊り戸棚ではなく、造作の飾り棚で“見せる収納”に。バックヤードに水回りを集約して家事時間を短縮