1階LDK内にあるお父さまの書斎コーナー。造作棚には2階でも使えるネットワーク機器を設置。木製の欄間を通じて南北に風が抜けるようにした

外観は白の縦ラインとバルコニー・ポーチを一体化した玄関構えがアクセント

ブラックやブラウンのダークトーンでまとめて、大人な雰囲気に。キッチンに立つと正面にスタディコーナー、その横に縁側代わりのヌックスペースも。奥のランドリールームにつながるドアは、開けておくとリビングに日差しが入る

ナチュラルな色調で統一した1階の親世帯LDK。畳コーナーは建具を閉めて客間としても使える

ただいま動線上の廊下に設けた子世帯の洗面。浴室使用中も気兼ねなく使える

床は芝生、天井は空をイメージした2階子世帯のランドリールーム。リビングと廊下の2方向に出入りできる

玄関内に親世帯と子世帯をつなぐドアを設置。親世帯は換気扇付きの収納、子世帯はマウンテンバイク置き場と玄関も各世帯の要望を反映

隣家がない西側にある子世帯トイレ。床まで届く縦型の窓のおかげで日中は灯りいらず。便器は床から浮かせたフロートタイプ

2階の窓から1階のウッドデッキを見下ろせる。壁の内部も奥さまのお父さまによる塗壁だ

光が注ぐ2階のリビング。アーチの開口を抜けるとフリー室で、宿題をしたり書斎にしたりなど多目的に使える

１階にある書斎の掘り炬燵風カウンター

大屋根のある平屋をイメージした山小屋風の外観。庭の沓脱石は奥さまのお父さまが趣味で集めていた石を採用し、職人が色合いを整えた

2階の書斎は約3畳。在宅ワークで必要な資料や電子機器などを整理できる収納棚は可動式になっている

アスレチック広場と化した2階フリースペース。成長に応じて3部屋の子ども部屋として仕切ることも可能。ハンモックは漁師であるご主人のお父さまがネットを編んで作った

エントランスからまっすぐ奥へと視線が抜けていく1階フロア。書斎、納戸、ランドリー、浴室を集約し、LDKは2階に配置

明るい2階の階段上フロア。風が抜け、光が降り注ぐ大きな吹き抜けは開放感抜

2階の書斎コーナー。上部は多目的に使えそうな小屋裏収納

K邸のキーワードは「抜ける」と「透ける」。その仕掛けのひとつが窓だった。2階のハイサイドの窓を開けると、1階から風が通り抜けていくそう