県内でも有名なイタリア料理店店長のご主人。家でも積極的に料理をつくるので、キッチン中心の間取りを希望した

H邸は延床面積23坪の平屋。高い天井で広々とした空間で暮らしたいと、勾配天井を採用。家族を見渡しながら料理できる位置に、カウンターの奥行きが長い特注のキッチンを配置した

普段は特注の広いキッチンカウンターで会話を楽しみながら食事をするご夫妻。この日は帰省中の長女も一緒に。来客が多い時はBBQセットのテーブルをセッティングする

夜は「カウンターバー」のマスターに変身するご主人。ペンダントライトの反射した模様が映えるようコンクリート調の下がり天井を採用した

勾配天井のリビング。高い断熱と気密性能により、わずかなエネルギーで夏涼しく冬暖かい居住環境を実現

愛犬のもこ太ちゃんと遊ぶために設けたウッドデッキと中庭

全室のクロスを変えて、遊び心を演出。次男の部屋は無機質なコンクリート調に。ハシゴを昇ると4.5畳のロフトがあり、将来生まれてくる孫たちの秘密基地にする予定

室内は洋風、外観は和風のデザインに仕上げた平屋のH邸

カウンターキッチンは、忙しいときの食卓にもなって便利。ご主人も積極的に料理を手伝ってくれるそう

リビングを家の中心的スペースにしたいという希望通り、ここにはいつも家族が集まる

ご主人はもとイタリア料理のシェフ。自宅で業務用のキッチンを使うのが夢だったそう。現在は、休日に自慢の腕を振るう。ダイニングと別室にしたことで、最初は面倒かなと思っていたけれど、子どもたちが配膳とお片づけを積極的に手伝ってくれるようになって奥さまも大喜び

庭を眺めながら料理したいという奥さまの要望に応えて、家の中心にアイランドキッチンをレイアウト。奥さまの身長と使い勝手に合わせて『ぴたはうす』がオーダーメイドで仕上げた。造作の方が有名メーカーの豪華なシステムキッチンよりもお値打ちで使いやすいという声も多い

家の中心の造作本棚は当初からの夢だった。小説や絵本、料理本など、家族の蔵書を並べている

料理や皿洗いをしながら子どもたちが遊ぶ様子を見守ることができる間取りも、「パティエ」での家づくりを決めた大きな理由

生活にオン・オフのけじめがつくよう、店舗と自宅をしっかりと分け、家の玄関から出勤して道路沿いの店のエントランスから出社するという間取りに

スクエア型の外観が目を惹く。家の正面に窓がひとつもないのは「カッコイイ家にしたい」というご主人の希望を反映したもの

２回もぐるっと回れる動線の間取り。南側のボルダリングスペースはご主人の希望で実現

リモートワーク用につくったご主人の書斎。扉を閉めれば、子どもたちが家にいてもオンライン会議に安心して参加できる