回遊性のあるキッチンはダイニング側に立ち上がりを設けてあり、調理中の手元をほどよく隠してくれる。Rの垂れ壁の先には大容量の棚を四台備えたパントリーを確保しているため、キッチン用品の保管場所にも困らない

1階は、キッチンを中心に家族がどこに居てもコミュニケーションがとれるようにレイアウト。家族の一員である愛犬にも、いつでも見守れるスキップフロア下のドッグスペースを用意した

ランダムカラーをバランスよく配置した暖色系の洋瓦屋根と、真っ白な塗り壁の南欧テイストな外観。南向きの玄関では、アイスブルーのドアが爽やかに客人を迎える

奥さまがセレクトしたトリコロールカラーの気球ランプが頭上に浮かぶ玄関ホール。正面壁のニッチはブラックボード仕様で、家族の伝言板や訪れた人へのウェルカムボードとして活躍

歩くと足の裏に肌触りの良いやわらかさを感じられるパイン材の床。南側に面した大きな窓の前に配した収納付きのベンチは、大人数のゲストを迎えた際にも活躍する

スキップフロアの床を畳敷きにしたことで、赤ちゃんのお世話をするのにちょうどいいスペースができた。コンセントと照明も付いており、ちょっとしたワークスペースや、将来子どもが大きくなってからのスタディーコーナーやなど多目的に利用できる

子ども部屋は2部屋を用意。天井は明かりを落とすと満天の星空が浮かび上がる楽しい蓄光クロスに。クローゼット内に張ったチェック柄クロスと入り口の扉はやさしい色味で、２部屋色違いに仕上げた

寝室に隣接する3畳のウォークインクローゼットはバルコニーとつながっており、干した洗濯物をハンガーのまま収納できる家事ラクな配置。東面の壁には、グレイッシュなストーン調のアクセントクロスを張り、視覚的な変化を添えた

ご主人も料理をするので、キッチンのワークスペースにゆとりを持たせた。キッチンの立ち上がり部分を高くして、手元を見せない工夫も

吊り戸棚などは作らず、開放的なキッチンでありながら、手元はリビング側から見えないので、スッキリとした印象に。造作の立ち上がり部分はスパイスニッチとして活用

シンクと調理台前の立ち上がり部分、白い壁には名古屋モザイクのタイルを採用。奥さまのテンションが上がるおしゃれなキッチンが誕生！

キッチンの隣にはパントリーを設置。扉はつけず、Rの垂れ壁でかわいらしく

対面キッチンからはダイニングからリビング、小上が りまで室内全体が見渡せるだけでなく、大窓の先に広がる庭を眺めながら調理ができる

家族を見守りながら料理できる位置にキッチンを配置。折り下げ天井がアクセントに。パントリーの垂れ壁をRにして柔らかい印象に

キッチンの横には衣類収納を兼ねたパントリーがあり、その先の洗面・脱衣室と一列につながっている。キッチンで調理をしながら洗濯を同時進行でやるときも、行き来が便利で大助かり

散らかりがちな調理中の手元を隠し、室内への水はねを防ぐ高めのキッチンカウンター。ここに立つと和室の窓から外の景色が見えるのも気に入っていると奥さま

LDKは、リビング部分をできるだけ広く使えるようにダイニングテーブルを置かず、キッチン背面のカウンターを広めに造作した。調理中の手元が見えないよう、腰壁も高く仕上げている。リビングでは、白壁にプロジェクターで映像を映して楽しめる

玄関の先のRの出入り口奥には3畳分の土間収納があり、靴だけでなくアウトドア用品やご主人の趣味のサーフィン道具をまとめて収納できる。荷物を片付けやすいよう、棚もしまうものに合わせて設計されている。玄関ホールのニッチにはネイビーブルーのアクセントカラーを採用。小物や絵などを飾って楽しめる