正面奥に吹き抜けとリビングがあり、南からの明るい日差しが降り注ぐ。かわいらしい木製のペンダントライトが、温かい雰囲気のダイニングにぴったり

北欧の空気をまとう、ノルディックブラウンの粘土焼瓦を重ねた屋根が印象的なH邸。アールの垂れ壁の玄関ポーチには開口部を設置。正面に立つと、その奥に玄関ドアが見えるため、空間の奥行きが強調される

玄関から中へ入るとシューズクロークの入口にもアールの垂れ壁が。壁材、天井は漆喰仕上げ。床材には節が少なくきめ細やかな木目が美しい「カバザクラ」の無垢材を採用している

リビングから見守れるスキップ階段の下には、換気用の窓も備えた収納室を用意。壁にはキャラクターのデザインクロスを張り、天井は明かりを消すと星座が浮かび上がる蓄光クロスに。こどもの秘密基地にもってこいの場所となった

リビング南側の大きな窓を出ると庭のタイルデッキへと続く。窓には収納式のシェードが取り付けられており、夏の暑い時期を過ごすツールとして大助かり。また、公道に面した塀の外からの視線も遮ってくれる

シーリングファンを取り付けた開放的な吹き抜けを見上げると、子ども部屋の木製窓が。1階にいる両親と楽しそうに会話する子どもたちの声が聞こえてきそう

2階の床には無垢のパイン材を選択。足触りがやわらかく温かみがあり、ナチュラルな色味と木目が美しい。ホール部分からはカウンターを造作したスキップフロアが見える

洗濯動線を考慮して、2階のベランダ続きのスペースに洗濯機置場を用意。浸け置き洗いもできる洗面台と並びのカウンター、室内物干しを一か所にまとめた。隣には大容量のファミリークローゼットがあり、洗濯物を畳んですぐに収納することができる

キッチンには明るいアクセントタイル。ペンダントライトもかわいらしく

開放感を演出する大きな吹き抜けからは、トップライトによる明るい光が降り注ぐ

吹抜けのハイサイドライトから室内の奥までたっぷりの光が降り注ぐ

リビングの窓からの日差しが届きにくいキッチンにはトップライトを設置。日中の外の光が存分に降り注ぐ

ダイニングにはアンティークな小型のペンダントライトを採用し、料理をよりおいしそうに見せる。団らんのひとときにぴったりな温かな光

左奥が対面キッチン。ご主人の発案で、壁の一部を木製ルーバーに。しまっていた結婚式のウェルカムボードを飾るのにぴったり

キッチンをL字型にして空間を 広く。トップライトからダイニングテーブルに光がこぼれ落ち、気持ち良く朝食を囲む。ポールセンのペンダントライトがナチュラルな空間にぴったり

シューズクローク付きの玄関。壁に付けた真鍮のブラケットライトが空間を引き立てる。正面奥は洗面スペース

谷崎潤一郎の名著「陰翳礼讃」を思わせる、障子からの淡い光に癒やされる。ぽってりとしたガラス製のペンダントライトは、建築家・中村好文氏デザインの「PERA」。障子、丸テーブルとの相性もぴったり

木の風合いを活かしたシンプル＆ナチュラルな雰囲気が、家族を温かく迎える玄関。正面のドアの先にはLDK、右手のR型の出入り口の奥はユーティリティスペース、左手のドアの先はトイレ