吹き抜けに面した2階の空調室に14畳用ルームエアコンを配置。快適な空気を床下や居室、廊下など全空間に循環させる

大きな吹き抜けのあるリビング。空気が循環し、足元まで暖かい。冬はエアコン設定を21度にすれば、家全体が常時24度程度に保たれるという

年中薄着で過ごせるのは全館空調のおかげ。換気システムとセットのためフィルターを通して外気を取り込み、清浄化して常時循環させている。窓を開ける必要がなく、花粉の時期も安心だ。また、扉付きパントリーや1階のファミリークローゼット、土間収納があるおかげで、LDKはいつもすっきり

キッチンなどの設備も、上質なものが規格に含まれているため、使い心地がいい

広い土間収納を備えた玄関

リビングドアにはスタイリッシュな吊り戸を採用

収納棚はご主人がDIY

玄関から続く廊下沿いに設けた広々造作洗面台。ここを起点にするとファミリークローゼット、ランドリー、浴室への動線が便利

大胆な木目柄が趣深い。太陽光発電パネル9.66kWを搭載

全館空調を取り入れているから、玄関や廊下まで快適温度

高基礎を採用したことで生まれた基礎収納。高さは1mしかないけれど、床下すべてを収納スペースとして使えるボーナス空間だ。真ん中に吊り下げられている家庭用の壁掛けエアコン（14畳用）が床下エアコンとして冬に大活躍する

床下エアコンにより、2階も1階と同じ温度の快適空間に

階段の上からリビングを見下ろす吹き抜け。シーリングファンを設置し空気を循環させることで、全館空調がより効率的に

吹抜けが家全体の空気を循環させてくれるめ全館空調の効率が上がる。また、冬は太陽光を取り入れさらに省エネに

和室から眺めたLDK。パッシブデザイン×床下空気循環システム×ペレットストーブにより、年中心地よい

階段ホールにある空調室。この一畳のスペースに設置された家庭用エアコン一台だけで家中の温度を快適にしてくれる

これが全館空調システムの肝となる2階階段ホールの空調室。可動しているのは通常の家庭用14畳のエアコン1台（もう一台は予備）。これだけで子世帯すべての空間の空調が可能となっている

一般的にオークの無垢床は木目が美しく洗練されたムードがあるが冬冷たいのが欠点･･･しかし全館空調なら床下にもエアコンから出た空気が運ばれているので、足元からほんのりと暖かく直接木の質感を感じられる

24時間全館空調システムを採用。空調ユニットのエアコンで室温よりも冬は2〜3℃高い空気を、逆に夏は2〜3℃低い空気を作り出し、各部屋に供給