信楽焼の洗面ボウルと窓から見える夕闇が絶妙な佇まい

ヒノキの香りに包まれた吹抜けのLDK。櫛を引いた珪藻土の塗り壁は、波のゆらぎを表現している。野物の太い梁に櫓を吊るした囲炉裏を囲んで、息子たちと酒 肴をたしなむのがご主人の楽しみ

門から玄関まで洗い出しを施したアプローチ

茶室『松韻亭』と同じ大工が造った見事な数寄屋門（和式の正門）

広い玄関ホールの上がり框（かまち）は無節のヒノキ　

昔ながらの続き間の和室からは風に揺れる庭の草木を一望できる

長い軒とヒノキの濡れ縁に懐かしさと安心感を覚える

ツタを嵌め込んだ建具越しに見えるヨシズ天井　

滋賀で購入した信楽焼の陶器ボウルが似合う洗面台

木目調のカウンターに信楽焼の手洗いボウルがマッチしたトイレ

夕闇が深まって灯りがともると、数寄屋の佇まいに幽玄さが加わっていっそう情緒ゆたかな表情に

脱衣室と切り離した洗面台。照明、丸鏡、水栓金具、タイル、ボウルのバランスが絶妙で、いつもきれいに使いたくなる

丸い洗面ボウルと鏡、レトロな水栓がかわいい洗面スペース。シンプルな天板のみの洗面台が清潔感をもたらす。ダークカラーのフロアとのコントラストも絶妙

造作の洗面コーナーは玄関から直接は見えないように配置。大きな鏡、深いシンク、タイル、照明が絶妙のバランスで設計されている

水栓や洗面ボウル、棚の高さなど細かく打合せた造作洗面。高窓からの光はリビングまでも届く

造作の洗面。ボウルの深さがあり便利

ボウルとカウンターが一体化した洗面台は造作で

女子率が高いので、洗面ボウルを2つ設置