広い玄関ホールの上がり框（かまち）は無節のヒノキ　

ヒノキの香りに包まれた吹抜けのLDK。櫛を引いた珪藻土の塗り壁は、波のゆらぎを表現している。野物の太い梁に櫓を吊るした囲炉裏を囲んで、息子たちと酒 肴をたしなむのがご主人の楽しみ

門から玄関まで洗い出しを施したアプローチ

茶室『松韻亭』と同じ大工が造った見事な数寄屋門（和式の正門）

昔ながらの続き間の和室からは風に揺れる庭の草木を一望できる

長い軒とヒノキの濡れ縁に懐かしさと安心感を覚える

信楽焼の洗面ボウルと窓から見える夕闇が絶妙な佇まい

ツタを嵌め込んだ建具越しに見えるヨシズ天井　

框（かまち）を斜めにしたことで、より広く使える玄関ホール

かまちを斜めにデザインしたことで視覚的にも広く感じられる玄関スペース

気持ちにゆとりが生まれる広い土間玄関。上がり框が靴を履くときのベンチにもなる

LDKは31畳の大空間。床は無節の国産ヒノキ、天井は天竜杉をふんだんに使用。漆喰珪藻土の壁との相乗効果で、家そのものが呼吸するため、室内はいつもサラッとして過ごしやすい

無節の赤松を贅沢に使った、天然木の香りが漂うLDK。テレビの背面は無垢のヒノキを使い、アクセントを。手作り感が心地いい造作家具も魅力

和モダン風の上品な玄関。框や床、天井、収納扉など、至る所に無節の上質な木目が使われている。玄関収納の他にシューズクロークも設けてある

上がり框を斜めにし、下駄箱の下に間接照明を付けることで玄関を広く見せる工夫を

節のない上質なヒノキ材を壁や床、建具に用い、土間には三和土を採用した端正な玄関。来客時にお客さまが横並びに立てる広さを確保。玄関ホールの天井の障子張りの照明は『ひのきの家』の夏目さんの提案

造作の飾り棚を壁面に配したリビング。床・腰壁・天井は無節の天竜杉、壁は珪藻土。藍染めのタペストリーが白壁に映える

モルタル仕上げの土間玄関。段差の低い框（かまち）をRにしたことで、より広く見せている。右に進むとリビング、左に進むとパントリーに直結