暖炉のようなデザインの電気ストーブを設置したリビング。出窓のヌックで読書も楽しめる

玄関の屋根に城郭建築などに見られる「唐破風」を取り入れた外観。本瓦、彫刻の梁、弓のような曲線を描く軒、鷹の細工など、すべて手づくり。建物本体も箱根の老舗ホテルをイメージして設計した

和と用が絶妙のバランスで融合したLDK。和室と合わせると22.5畳の大空間。表情豊かなフローリングは、木片を寄せ集めて市松模様に組み込んだパーケットで、レトロモダンな空間を華やかに演出。高さ2,550mmの天井にパープルグレーのクロスを採用し、ニュアンスを出した

キッチンと一体化したダイニングテーブルを造作。リビングとの境界に施主さん支給のアンティークガラスで造作した欄間を取り入れた

玄関ホールに設けた手洗いコーナー。施主さん支給の鏡と大理石をうまく組み合わせてコーディネートした。収納力の高い木の洗面台も造作

後藤社長のお義父が描いた十二支の天井画を採用した和室。レトロな照明、欄間、障子との相性もぴったり

玄関からリビングを入った空間にステンドグラスとガラスブロックを採用。ヘリンボーン柄の床でDKとの変化をつけた

ゆったりとした洗面室。ホテルライクなデザインでワイドな鏡と洗面台は造作。「乾太くん」を置いても換気できる位置に窓を設置した

リビングに設置したエタノール暖炉がインテリアの一部に。薪ストーブより手間、手入れが要らず、エコにも貢献する

LDKには庭に面した大きな出窓を設置し、腰掛けられる高さに。庭を眺めたり、読書をしたり、ティータイムを楽しんだりと、心ゆたかな暮らしを楽しめる特等席だ

リビングを一段下げたことで窓部分をヌックにすることができ、読書を楽しむ奥さま

住宅街で煙を出したくないと、LDKには薪ストーブの代わりにガス暖炉を設置

リビングの角にしつらえた「ヌック」。ヌックとは、こぢんまりとした居心地のいい空間を意味し、スコットランド語の「neuk」が語源とされる。暖炉脇の暖かな腰掛け（イングルヌック）の快適なイメージから、この言葉が使われるようになった

LDKのリビングスペース。奥行きのある出窓にはハンモックを設置した。出窓が大きな額縁となり、大きなアートのような視覚効果も　

リビングダイニングはお気に入りの薪ストーブを設置

リビングの土間空間にハンモックを設置。薪ストーブで温まりながら庭を眺められる

ダイニングの窓際にL字型のヌックを設置。腰掛けてティータイムを楽しんだり、寝そべって読書をしたりと、家族のつながりを感じつつ自分時間を満喫できる。下部には引き出し収納を設け、実用性も兼ね備えている

展示場を参考に作った2階のセカンドリビング。小上がりで空間を仕切り、カウンターで読書などを楽しめる