バイクや釣り、サーフィンなどを楽しむご主人のために、玄関アプローチのすぐ隣に作ったバイクガレージ。家の外からだけでなく室内からもバイクガレージに入れる動線が確保されているので、早朝から出かける準備をする日も、家族を起こさず支度ができる

カバードポーチのあるアメリカンスタイルハウス。外壁には深緑のラップサイディングを採用。家の敷地を囲う杉板のフェンスはあえて高さを変えて遊び心をプラスしているのも『Select工房』らしいスタイルだ。ヴィンテージ感漂う住まいにはガレージも併設されている

天井を板張りで仕上げたLDKは約22畳。アイアンを組み合わせた造作のドアやインダストリアルな照明など細部まで、ヴィンテージスタイルを表現するための素材選びにこだわった

キッチン背面に使っているのは本物のブリックタイル。板張りのキッチンカウンター造作も色味の異なる板材をランダムに組み合わせた。夜はバーカウンターとして使えるように設計されているのだとか

室内を暖めるペレットストーブがよく似合うリビングは、テレビボード裏の壁をヘリンボーン張りにしてアクセントをプラス。『Select工房』オリジナルの造作扉も印象的な空間作りに一役買っている

リビングの大きなオープンウィンドウから繋がるカバードポーチ。芝生の庭へとすぐにアクセスできる距離感がうれしい

バイク数台が停められる土間空間に加えて、天井には梁を有効活用して釣り竿やサーフボードを置けるようになっている。ずらりと並ぶ趣味のグッズを眺めながらソファでくつろぐのも楽しい時間だ

古材を使った玄関ホール。正面にニッチを作り写真などを飾れるようになっている。ホール空間に作った階段下収納も扉をルーバー扉にしてアメリカンスタイルを取り入れた

休日の早朝、サーフィンや釣りに一人で出かけるご主人。朝食の時間には帰宅する

アプローチからも入ることのできるバイクガレージ

バイクと自転車を収納するインナーガレージ。雨に濡れることなく玄関へアクセスできて便利。レッドシダーをアクセントにし、視線を誘導する玄関アプローチ

中央区という土地柄、津波が来たときに屋上に避難できるようにハシゴを設置。ウッドデッキの隣に、釣ってきた魚をさばいたり、BBQの準備、後片付けができる船形シンクも備えた

釣りが趣味というご主人には、同じ趣味を持つ石上社長からのアドバイスで、玄関のすぐ隣に専用の部屋を。日の出前に家を出ることもあるため、準備で家族を起こさないようにとの気遣いから。掃き出し窓から、そのまま駐車場で道具の積みおろしができるので便利

「こうしたい」という要望に、ロードバイクを趣味にもつ片山社長の提案がブレンドされ、必要な広さと作業性を持つガレージが完成した。室内への動線を用意することで、ガレージで過ごす時間も暮らしの一部に。壁には下地を入れてもらい、アレンジしやすいようになっている