ハウスメーカーや工務店をめぐり、各社の良さをそれぞれ感じていくなかで、『アイジースタイルハウス』への依頼の決め手となったのが「素材」だった。「漆喰、木の家、セルロースファイバー。きっと、これが断熱・吸湿・防音といった効果をもたらしてくれる」そう感じたと話すお二人。そのときに思い描いていた通り、住み始めてからは「素材が生み出す快適さ」を強く実感する日々だという。良質な素材を感じられることの一つが、「夏涼しく、冬暖かい」という季節ごとの過ごしやすさ。吹き抜けがある大空間でも、エアコンの効きがいい。梅雨どきのジメっと感もない。部屋干しした洗濯物もよく乾くなど。「セルロースファイバーが湿気を吸って、外部の音も抑えてくれる」。住んでからの肌感覚を、Iさんはそう表現してくれた。外観デザインは、壁面の白が清潔感をもって輝く北欧風。そして、玄関に一歩踏み入れると、使い勝手のよい土間玄関に畳の和室など、和のテイストも採り入れた明るい空間が広がる。「本当にいろいろ要望を言ったので、担当の方は困ったと思います」。そう笑うIさん夫婦。あらゆる希望が、ナチュラルに調和したかたちで盛り込まれている。