勾配天井、スケルトン階段、ロフト仕立ての2階ホールで、抜群の開放感。念願の薪ストーブが家中を暖めてくれる。玄関ホールとの仕切り壁にはアクセントにもなる内窓を採用して、明るさを取り入れる工夫も

煙突がシンボリックな外観

リビングにそのまま続く玄関ホールには手洗いを設置。上下のスリット窓で通風と採光に配慮している

キッチン天井にはヒノキのベニア材を用いて個性的に。パントリーの三角の入口でかわいらしさをプラス

キッチン前のカウンターはTさんの提案で取り入れた。キッチンダイニングとカウンターの壁は、調湿・消臭効果があるグレーの漆喰に

天窓からも光が入るご主人の音楽スペース。筋交いだけ残して壁を取り払い、さらに開放的にした。家族との一体感のある空間で趣味を楽しむ

陽だまりのウッドデッキはリビングの延長のように使えるスペース

奥まった場所に設けた寝室の入口は、天井まで届くハイサイズの引き戸に。階段下に開放感をもたらす。クローゼットも三角の入口にてパントリーと揃えた

プランニングの中心になったのは、友人の家で見てぜひ取り入れたいと思った薪ストーブ。仕切りがなく吹き抜けのある1階の大空間はもちろん、2階までしっかりと暖めてくれて、その快適性は想像以上だそう

冬は薪ストーブが家中をぽかぽかに保つ

グレーの勾配天井が広がるリビングには、念願の薪ストーブを採用した。テレビではなく、ストーブの炎を眺めながら過ごせる配置に

家族が集うリビング。冬は薪ストーブの暖かさが吹き抜けを通じて家中に行き渡る

LDKと寝室を結ぶホールに薪ストーブを設置

吹き抜けを通して2階まで暖めてくれる、リビングの薪ストーブ。ピザづくりや煮込み料理にも大活躍

ご主人念願の薪ストーブはピザも焼けるとあって冬のホームパーティに大活躍

リビングの主役になった薪ストーブ。『片山建設』の事務所で心地よい暖かさを実感し、家族も導入に賛成。Nさんの念願が叶った。吹き抜けにする代わりに天井を高くすることで、明るく開放的なリビングにしたいという要望も取り入れた

小屋裏から眺めたダイニングキッチン。毎年、初冬に入ると薪ストーブを焚いて過ごすのが日課に。「薪ストーブのおかげで家中が暖まります。揺らめく炎を眺めながらゆったりと過ごす時間もまた愉しいものですよ」とご主人

勾配天井と大開口が開放感をもたらすリビング。冬は薪ストーブの暖かさが家中に伝わり、薄着で過ごせるほどの快適さ。薪ストーブの裏には小屋裏に通じる階段がある