吊り戸棚などは作らず、開放的なキッチンでありながら、手元はリビング側から見えないので、スッキリとした印象に。造作の立ち上がり部分はスパイスニッチとして活用

22坪の土地に完成した木造三階建て。1階はインナーガレージ付きで、雨に濡れることなく玄関までアクセスできる。ブラックの外壁が住宅街の中で存在感を発揮。すっきりとした外観をよりおしゃれに見せている

階段下のスペースを土間収納に活用し、収納力をさらにアップ。ご主人の趣味のゴルフやサーフィンの道具もすっきり収納できる。ロールスクリーンを下ろすだけで生活感がなくなるので、来客時も気にならない

光は取り込みながら、プライバシーも確保するため、LDKを2階にレイアウト。キッチンからリビングやダイニング、スタディーコーナーにまで目が行き届き、遠くまで視線が抜けるので実面積よりも広く感じられる。また、テレビを壁付けしたことでテレビボードがなくなり、すっきりとくつろげる空間になった

リビング内に設けた、子どもたちのスタディーコーナー兼奥さまのワークスペース。マグネットボードを採用し、カレンダーやプリント類、子どもの作品なども飾れる自由な空間に

兄妹の好みに合わせて壁紙やカーテンをセレクト。子どもたちが小さいうちは広いワンルームとして使い、成長に応じて2部屋に仕切ることもできる

主寝室の壁に青いヘリボーン柄のアクセントクロスを張って、爽やかな印象に仕上げた。窓際のデッドスペースを活かしてつくった空間は、ドレッサーにしたり、本やパソコンを置いたり、便利なスペースに

大容量のウォークインクローゼットは、収納するだけでなく、造作の木製カウンターを備えており、家事スペースにも利用できる。洗濯物を畳めるほか、アイロンがけもサッとできる

ご主人も料理をするので、キッチンのワークスペースにゆとりを持たせた。キッチンの立ち上がり部分を高くして、手元を見せない工夫も

奥のキッチンボードや家電収納、食器棚はすべて造作。空間の統一感がもたらされ、スッキリとした印象が保たれる。カウンターは手元が見えない高さで、手前側は収納になっている

黒、茶、壁のモスグリーンでまとめられたキッチン。ご夫婦ともに料理をするため、キッチンはご主人も使いやすい高さに。カウンターも手元が隠れる高さとし、スパイスニッチを依頼

ふくろう柄の輸入クロスがかわいいトイレは階段下スペースを活用。タンク部分を収納に隠し、スッキリさせた

玄関部分の意匠が目を引くスタイリッシュな外観。東南側には窓を作らず外からの視線をカット

玄関たたき側にもショーケースを用意。構造上の強度を守りながらニッチの配置を決め、空間を最大限活用している

キッチンカウンターに作られた小さな収納スペースは、お箸やカトラリーなど細々したものをしまっておくのに便利。カウンター上部の吊り戸棚はなくして、開放感を演出。キッチンの裏側にパントリーも設けられた

リビングには大きな梁と勾配天井があり、空間にメリハリを印象付ける。キッチン側の壁にはニッチ、ドアにはステンドガラスが可愛らしい

アイロンがけもできるカウンターを備えた洗面室。反対側にあるキッチンの冷蔵庫スペースを無駄なく活用して、タオルなどの収納棚を作った

対面キッチンの横に壁を立て、作業中の水ハネや、シンク回りがリビング側から見えないように配慮。いつでもスッキリした印象に