奥さまの寝室。真冬の朝でもほんのり暖かいので、サッと起きられるそう。小窓を開けると、吹抜けを通して1階の気配が伝わってくる

日当たり抜群の吹抜けリビング。2,000m級の山頂と同じ空気の質感を感じるそう。ご主人は、この家に住むようになってから夜中にトイレに行かなくなったとも。断熱・気密・換気・遮音性能に優れた『低燃費住宅静岡®』の家は、ヨーロッパの家のように長く住むほど価値が高くなり、未来の子どもたちへと継承されていく

2階のキャットウォークから見下ろす。世界基準の高気密・高断熱性能により、1階と2階の温度・湿度が均一で、身体への負担が少なく、光熱費も軽減できる。無垢のフローリングに美しい紋様を描くカーテンはドイツ製で、同社の橋爪さんからの提案

夫婦の趣味である登山グッズを収納できる大容量のシューズクローゼットを完備。縁側感覚の造作ベンチは、ご近所さんとのおしゃべりの場にも

2階のウォークスルークローゼットは支度も収納もラクラク

玄関を入って正面に飾った「小銀瓦（こぎんが）」はN邸のシンボル。家族やゲストをあたたかく迎える

玄関ホールに近い位置に設けた手洗いコーナーで感染予防。モザイクタイルがおしゃれ 

LDKが一体になった今どきの間取りではなく、あえてダイニングキッチンとリビングを完全セパレートに。リビングから見えないことで生活感が出ないうえ、料理や食器洗いの音も気にならなくなる

季節や時間ごとに建設予定地の光と風をシミュレーションする「シャドーチェック」を行い、建物の配置や窓の大きさ、軒の長さを決定。愛車も燃料電池車で、環境保全に貢献している

朝起きたら、窓を開けてすぐに中庭へ。そこで朝ヨガを楽しむのが、Sさんがこの家でやってみたいことだという

キッチンからは1階全体と庭が見渡せて、吹抜けを介して2階の気配も伝わってくるので安心

両親世帯のリビング。勾配天井が畳数以上の広さを演出する。「暖房がついていない真冬の朝でも13度以下にはなりません」とうれしそうなお母さま　

浴室から暖かい水蒸気が伝わってくる主寝室。天井梁から吊るした太いロープは、消防士のご主人が鍛えるためのツール

ダイニングテーブルをキッチンの横に並べて配置したことで、家事効率がアップ。キッチンにいると、1階や庭はもちろん、吹抜けを通して2階にいる家族の気配も伝わってくるので、安心して料理に集中できる

全館空調の心地よさが伝わってきそうなLDK。おしゃれなインテリアは奥さまが同社のコーディネーターと密に相談しながら厳選。テレビの背面はフロアタイルを使用し、アクセントをつけた

リビングの延長線上に設けた小上がりの書斎。夫婦共有の空間になるはずだったが、すっかり長女に占領されている様子。リビングにいる両親の気配を感じながら、安心して勉強できるのだそう。造作の収納棚も充実している

天然の木材特有の調湿効果で、夏はサラッと気持ちよくて、冬は潤いのある暖かさに。夫婦も子どもたちも一年中素足で快適に過ごしているそう。新築から3年が経ち、杉の床も味わいを深めてきた

デザイン性と広さを追求したLDKは、無垢アカシアの床や天井のレッドシダーが目に心地よく、天井の高さや窓の大きさが開放感を感じさせる。リビングと一続きになる洋間は子どもたちのプレイルーム。将来同居する両親の居室などに活用する予定だそう。リビング階段や洋間の壁の小窓など、家族の気配を感じられる工夫が光る