和と洋が融合したシンプルなテイストのリビング。畳の小上がりは扉を閉めれば独立した和室に。床暖房で家中の空気が暖まり、エアコンいらずの暮らしを送っている

和モダンのデザインを取り入れた外観。スロープや手すりで将来の暮らしにも備えた。以前の家で縁側に置いてあった踏石は、玄関前で活躍している

親族が大勢集まる機会があるため、孫の提案でキッチンは対面式に。慌ただしいひと時も、祖母が孤独にならないようにという孫の思いやりがカタチになった。寝室との間には、風格をまとった大黒柱が

玄関の土間にはベンチを設けて、ご近所さんと腰掛けておしゃべりできるスペースに。玄関ホールから寝室へ直接出入りできる動線

日当たりのいい南側に、サンルームを設置。外干しをする習慣はそのままに、動線の短縮や天気の心配がいらない物干し場として大活躍する。ルーバーを取り付け、通風も確保できる

寝室は、夫婦の生活動線を最短にするためLDKに直結。また、夜間のトイレ利用が楽になるよう、玄関ホールに設けたトイレに寝室側からも利用できる扉を設置

キッチンのすぐ横にある洗面脱衣所兼ランドリールーム。アイロンがけなど作業がしやすいカウンターを造作

寝室の一角に設けた書斎スペース。今は、近くに住んでいる娘さんがオンライン会議の時に利用している

ご主人の要望で、室内には「床下エアコン」を採用。冬は暖気が階段の吹抜けを通じて2階に上がり、家中が暖まる

リビングから続く和室にはアーチの垂れ壁を。洋のアンティークと和の落ち着きが見事に融合した空間

和と洋のエッセンスを融合させたモダンなデザインでコーディネート。家族で団らんを楽しむ空間に

書棚の隣に蓄熱暖房機を設置。これ1台で冬は家中がぽかぽかと暖まる。夜間の電力を利用するので省エネ性にもすぐれている

『ドロフィーズ』の作庭師がプロデュースした中庭には、実家の庭にあった庭石をふんだんに活用。和と洋がバランスよく融合した景観が、シンプルな外観によく似合う

畳敷きのリビングは奥さまの希望で。モダンな和テイストの琉球畳と格天井が、ダイニングの北欧テイストと見事に融合している

玄関正面にある「板の間」。障子の下半分をガラス戸にしたことで、玄関を開けるとすぐにお気に入りの空間が目に入る。こんなに開放的な家でも、冬はエアコン１台で家中が暖まるそう

見学会を参考に、両面で和と洋のテイストをもつ戸襖を採用。閉め切れば畳スペースが完全な個室に。左手のクローゼットは使いやすさまで考慮されている

24時間換気でフィルター越しに取り込む空気を、2階吹抜けに面した空調室のエアコン1台で家中に送る「YUCACOシステム」。冬も夏もLDK、廊下、脱衣所、トイレと家全体が心地よく適温に。ヒートショックのリスクも少なく、年中薄着で眠れる快適さながら、エアコンは1台で電気代がお得。メンテナンスも簡単だ

南面の大きな窓からたっぷりの光が差し込むLDK。第一種換気システムを採用したことで、花粉やPM2.5などが排除され、常にクリーンな空気が家中に行き渡る。インテリアは奥さまの好きな北欧テイストでコーディネートした