天井は杉板を使用。見上げた時の木の表情がたのしい。リネンのカーテンが木と漆喰によくなじむ

木の香りに包まれたI邸。ヒノキをベースに、天井はスギ、壁は漆喰や自然素材のクロスを取り入れている。自然の恩恵と少しのエネルギーで、冬暖かく、夏は涼しく、自然光で快適に過ごせるパッシブデザインの住まいだ

一枚板のワークデスクやテレビボード、建具なども造作。家全体が統一感のある雰囲気に

玄関横にある土間収納は、キッチンともつながっていて動線がスムーズ

調湿効果のある漆喰や高性能なサッシで結露やカビを抑制。ジメジメとは無縁の快適な空間だ

耐久性の高いヒノキの躯体で長持ちする家に

壁の中、サッシ、屋根などに北海道クラスの断熱を取り入れているため、吹き抜けがあっても温度差が生まれにくい。太陽光をのせたZEHで、電力消費も最小限に抑えられる

外壁はメンテナンスサイクルが長いガルバリウム鋼板を採用

格子戸を全開にすれば、4畳半の和室とリビングが一体に。くつろぎの空間がより広く使える

LDKの床はカバザクラ、天井は杉板を使用。壁 は下地の珪藻土に漆喰を塗って調湿効果抜群

漆喰の塗り壁の白と、木の表情が楽しめる

光の差し込むキャットウォーク。リネンのカーテンが優しく光を落とす。床の格子の上にはモノの落下防止にアクリル板が敷いてある

洗面にはアクセントクロスを採用。台には杉板を使用した

無垢と左官仕上げの漆喰壁に包まれる空間は、ナチュラルでありながら、風合い豊か。好きな家具もよくなじんでいる。経年変化も楽しみだ

通りに面した北側はシンプルな表情。漆喰の質感と木格子がほどよいぬくもりをプラス

玄関を入ってすぐの畳敷きのリビングスペース。杉板はあえて裏を表にして使用。手触りが楽しい

個室ができて友達を呼びやすくなったと娘さんも大喜び。床は杉板、天井はパイン材を使用

2階の床は無垢の杉板を使用。柔らかくあたたかな足触りが気持ちいい

天井を杉板仕上げ、床に天竜ひのきを選んだリビング。木の香いっぱいの住まいで過ごす家族の休日