書斎をはじめ、2階も無垢と現しの構造が目に落ち着きを運ぶ。家族の眠りの妨げにならないよう、寝室側とは別に、もう1つドアが設けられている

空間を満たす和の趣きは、柱や梁が現しとなる「真壁づくり」によるもの。木部の色を黒にすることで、ほどよい懐かしさとキリッとした清々しさが調和するLDKに仕上がった

家族を見渡せる対面キッチン。収納や多目的に使えるカウンターまで同じテイストでまとめられているので、統一感のある仕上がりに。左手には洗面脱衣室と浴室が続き、家事の効率を高めている

2階のオープンスペースは、子どもの成長とともに用途を変える、フレキシブルな空間として重宝しそう。室内物干しも用意されている

床の間も備えた和室は、お昼寝にぴったり。玄関ホールからも出入り可能で、客間としても機能する

玄関にはいったところからヒノキの香りが迎えてくれる。オリジナルの建具も空間の演出に一役。右手の土間収納は使い勝手にも配慮されている

洗面脱衣室は広めを希望。洗面台とカウンターは造作してもらった

土地探しから相談にのってもらい、和の佇まいがなじむ環境を手に入れた。背中側のバルコニーからはのどかな風景を望む

スポーツ観戦が好きなご主人のために作った5畳のガレージは、友人と集まれる広さ。深夜に放送されるヨーロッパの試合を観ることも多いため、眠りについた家族を起こさないよう、玄関ドアとは別にガレージに入る動線も確保した

白壁×無垢床のオーソドックスで落ち着く16畳のLDK。現しにできる太い梁は地震に強い構造の証。リビングのドアは空間を広く使えるように引き戸にし、16畳という面積以上に広さとゆとりを感じられるようプランニング

11畳の寝室は将来6.5畳と4.5畳に仕切り、子ども部屋をもう１部屋増やせるようにドアを２か所設けてある。収納スペースの横にはカウンタースペースを設け、寝る前のスキンケアや書斎スペースなど、さまざまな用途に役立ちそう！