日本の伝統技術である真壁づくりでは、木材が壁の中に隠れないので、常に木が呼吸をすることができ、長持ちする

自然豊かな景観に馴染む大屋根の外観

リビング階段をスケルトンにすることで視界が広がり、空間をより広く感じられる

階段上の吹抜け。「1ALLs system」のおかげで家中の室温が一定に保たれる

他の部屋と雰囲気のギャップが出ないようにデザインされた洗面脱衣室。洗面台は『小幡建設』の造作

和室は客間としてだけでなく、着物を飾ったり、ご夫婦でくつろいだりと多用途に使用している

休日には着物をきて出かけることもあるというAさん夫妻。まさにこの家のイメージにぴったり

主寝室にある窓の建具は、ご夫婦で行った奈良井宿で見つけ採用することを決めた

日本建築伝統の真壁づくりを標準採用。柱や梁が常に空気に触れて呼吸しているため、季節に応じて湿度を調整してくれる。家の劣化原因となる壁体内結露も防いでくれるので、カビやダニの心配がなく、建物自体が長持ちする

柱と梁を現しにした「真壁工法」で造られた室内。木が常に空気に触れて呼吸しているため、調湿性にすぐれ、家も丈夫で長持ちする

柱と梁を現しにした伝統の真壁づくりのLDK。木が常に空気に触れることで湿度を調節し、建物も長持ちする。肌触りがいいひのきの床を子どもが素足で走り回る

柱と梁を現しにした「真壁づくり」のLDKは、木そのものが呼吸して湿度を調節してくれるので、建物が長持ちする。ひのきの階段を上がるとロフトへ。キッチンにいる奥さまは、吹抜けを通してロフトの気配がわかるので安心して家事ができる

日本建築伝統の真壁づくりに癒されるLDK。柱と梁をパイン材の床よりも濃い天然塗料で仕上げたことで、アンティーク調の落ち着いた雰囲気に

和の伝統の中に確かな技術力が伝わってくる外観

北側に位置する玄関ポーチだが、格子から光が差し込むことで十分明るい。独特のけずり跡が残る日本古来の伝統技術「なぐり加工」を施した玄関扉、アイアンの手すりがついたベンチなど、こだわりが光る

2階ロフトの丸窓。コンパスで描いたような美しい切り方はまさに熟練職人の成せる業。このような日本建築の伝統技術を次世代に継承することも施主さんの願いの1つだった

サイディングに木の腰壁と瓦屋根を組み合わせた純和風の外観。丈三建ちは農家などによく取り入れられていた日本の伝統スタイルだ

1.5階にある将来の子ども部屋は柱と梁を現しにした真壁づくり。木の表情に癒される