広く見えて開放感を感じられるストリップ階段。下は今のところ子どもの遊び場に。階段の手すりは完成後に調整。「引渡し後も気になることがあれば何でも相談でき、頼りになるのが『仲田』さんのいいところです」とご主人

桧の無垢床に、杉張りの天井を合わせたリビング。壁は木目が明るく見える白をチョイス。掃き出し窓から庭に植えた木々の成長や芝生の緑を眺めるのも楽しみのひとつ

外壁は、同社のOB施主さん宅を見てほれ込んだダークグリーンのガルバリウム鋼板に。深い軒は夏に直射日光が部屋に入るのをさえぎり、冬は暖かい日差しを取り込める

板張り天井と桧の格子でデザインした玄関ポーチ

水回りを建物の北側にまとめ、階段もリビング内に置くことで、1階の床面積のほとんどがLDKに。コンパクトな建物ながら、十分な広さを感じられる

室内と同じ高さのウッドデッキがリビングと庭をつなぐ。庭木は秋に紅葉を楽しめるモミジ

キッチンと一直線につながった使いやすいパントリー。両側に棚を作り収納力も抜群

2階に設けたご主人の書斎。趣味のレコードを置き、造作カウンターでブログを書いたりプログラミングしたりと、パソコン作業も集中してできる

“オシャレでかっこいい”だけでなく、階段下に収納も確保。今は子どもたちの格好の遊び場だ

アイアンのストリップ階段がアクセントの役目を果たし、広い空間を引き立てる。アイアンの手すりも同社のオリジナル

ストリップ階段と２階の格子の手すり、さらに、小屋裏に上がる階段が奥行きを強調し、その美しい造形美が真壁造りの醍醐味を感じさせる

機能的でおしゃれなストリップ階段は、ご主人が幼なじみの大工と一緒に、何度も角度を考え抜いた力作。奥さまは「インテリアまでコーディネーターさんが一緒に選んでくれたので、心強かったです」と満足そう

吹抜けに面した２階の廊下。アイアンのストリップ階段には縦格子の手すりを採用。東海岸の路地裏の非常階段の手すりをイメージしたオリジナルデザインで、スタイリッシュなのはもちろんのこと、格子の幅が低いので小さな子どもがいても安心

玄関に入ると、2階LDKにつながる階段が目の前に。「買い物帰り、荷物を持ったまま上りやすいように」という配慮から、手すりの位置を細かく調整

DKの上部は、階段で上り下りする広々ロフトと収納スペース。LDKと一つの空間なので、子どもの遊び場にしても、お互い気配を感じられ安心。階段と揃えたアイアンの手すりはオリジナルの造作

子どもの遊び場としてHさん夫妻が最初から希望していたスキップフロア。すべてヒノキで造り、木の香りが漂う。リビング階段にしたかったこともあり、『小玉建設』からの提案で吹き抜けと組み合わせ、階段の途中に作ることに。今ではすっかり長男のお気に入りスペースになっているそうだ。いずれは大人が腰かけて使えるようにと、カウンターの下は足を入れられる仕様。今は子どもが使いやすいようにぴったり閉じるふたをしてある

限られた面積で空間を最大限に使って広く見せる吹き抜けリビング。2階部分の2面に大きな窓があり、リビングに光が降り注ぐ。デザイン性の高いスチール手すりのストリップ階段は光を通し、開放感がより高まる