浴室から連続するライトコート。8つのヴォイドが幾何学的なバランスをモチーフに配置されている。床にグレーチングを採用したことで光、風、雨水を通す

外観は周囲からの視線に配慮し、あえて2階の南面に窓を設けていないのが特徴

ダイニングの椅子に座ると、ちょうど目の高さに極上のランドスケープが広がる。幅6.8mの横長の窓から見える絶景は、額縁で切り取った絵画のように美しい

玄関ホールの中央に、コンクリートの厚い壁が3層に渡って伸びる。それに寄り添うように木と鉄で構成された階段から全スペースが立体的につながっている

プライバシーと眺望という相反する要素を両立した2階のLDK。キッチンの床を30cm低くして、ダイニングから景色を楽しめるように工夫した

半地下に設けたサウンドスタジオ

ホテルライクなガラス張りの浴室とサニタリー

中2階にある和モダンスタイルの和室は茶室をイメージ。漆塗りの洗面台、名栗加工を施したかまちが絶妙に調和し、雅な美しさを表現

汚れが目立たず、軽やかな印象を与えるライトグレーの外壁を採用したI邸。シンプルながら存在感のある幾何学的な形状は、奥さまの一目惚れなのだとか

リビングとゆるやかにゾーニングされたDKは、ダウンライトのないすっきりとした空間に。玄関ホールから連続してつながる下がり天井を2,200mmの高さに抑えたことで、目線の高低差が生まれ、より開放的に過ごせる。キッチンを起点にパントリー、ランドリー、浴室へと回遊できる「神動線」も備え、子育て夫婦の家事負担を大幅に軽減