ミュージアムのようにおしゃれなバイクガレージ。イタリア製の愛車を意識して、壁の一部に赤いポイントカラーを採用。書斎との間仕切りをガラスにしたことで空間に広がりが生まれた

エッジの効いた外観デザインがトワイライトに美しく浮かび上がる。外部との緩衝地帯にリラックス空間としてのバルコニーを設けた。交通量の激しい表通りからの目線を遮りつつ、光と風を巧みに確保する設計力が光る

南面の大開口からたっぷりの光と風を招き入れるLDK。リビングとダイニングの天井に段差を設けたことで、空間がより広く感じられる。肌触りのいい床は無垢のカバザクラ

家族がどこにいても様子が見えるキッチン。クリナップの美しいステンレス製キッチンは、料理好きなご主人のセレクト。高さ1m、長さ3mの造作ダイニングテーブルで、仲良し家族が美味しい料理と会話をシェアする

インナーガレージと直結したご主人の書斎。バイクを見ながら雑誌を読みたいという夢がカタチになった

キッチン横に設けた大容量のパントリー。収納棚は可動式で、どこに何があるのか一目でわかるのが嬉しい

間接照明の陰影に癒される主寝室。大型のウォークインクローゼットとアイロンコーナー、マガジンラックを併設

浴室から裸のまま外のデッキに出られるバスコート。家にいながら露天風呂気分を満喫できる。窓を全開にできるので、浴室内の換気にも貢献

玄関回りの赤いガルバリウムがポイントカラーに

建築家の家らしいエッジの効いた外観フォルム。赤い軒天がポイントカラーになっている

キッチンカウンターには使い勝手の良いニッチタイプの収納を。レンジフードも圧迫感を与えないガラスにして、空間の広がりを意識している

料理中も家族の様子が分かるよう、キッチンとダイニングは装飾ガラスで間仕切り。シャンデリアと同じアイアン調のデザインがポイント

洗面脱衣所との仕切りのタイルを浴室にも用いた造作。扉をガラスにして広がりを感じる空間に。ゆったりと足を伸ばして浸かれる浴槽もこだわりポイント

LDKのポイントは大きな窓。向かって左側はFIX窓にすることで広がりが生まれ、部屋を畳数以上に広く見せる。天井の一部を折り上げたこともポイント

南北に長い敷地を有効利用して、手前に自家用車を3台置ける駐車スペースを確保。建物とつないだ赤いガレージはご主人の愛車2台とバイクを収納するほか、趣味部屋として寛げる空間もある。コストダウンするために、イナバの大型物置をガレージとして使い、塗装と床の仕様にこだわった。仕事を終えて、愛車を眺めながらポーチから玄関へ向かうひとときが車好きにはたまらない

隣家や道路からの視線を気にせずくつろげるLDK。北欧風を意識した明るめのカラーも空間を広く開放的に見せるポイントの一つ。デザインテイストは『明和住宅』で建築中の企画住宅をいくつか見学して決めたそう