すべて畳の予定だったが、ソファを置く場所として一部を板張りに。天井の切り替えもユニーク

小上がりのLDKはSさん夫妻のライフスタイルにフィットし、お互いはもちろん、猫たちとの距離も近くなる。クロスはアクセントになりつつ、空間になじむものを選んだ。畳も似たトーンの6色を採用している

何パターンも色や素材の組み合わせを検討した。破風のオレンジがポイント

オープンスタイルで広々とした玄関。釣り竿スタンドを依頼し、タイルの張り方まで希望を伝えた。ハンガーパイプは釣り用の長いウエアも掛けられる高さに

「帰宅後すぐ足を洗えるように」という要望に対して、タイル仕立ての洗い場が完成

家事をしながらテレビと猫の様子が目に届く。キッチンや棚の高さは二人の身長に合わせてもらった

ランドリールームで洗濯が完結。洗面台は造作で、大きなボウルを採用

ご主人がルアーづくり、奥さまが手芸を楽しむ部屋は、色違いのクロスを半分ずつ使用。デスクと棚は造作

天井のないお風呂は、壁の一部を板張りに

ソファやリビングテーブルを置かないことで、自由に使える場所が増え、掃除もしやすい

和室の一部はフローリングに。収納家具などを置いても畳を傷めないよう配慮されている

2F子世帯のリビングに隣接する小上がりの畳コーナー。腰壁に沿ってソファを置く予定。畳の下は大容量の収納

LDKの横に設けた4畳の和室は、「こもり感」のある居心地の良い空間。天井に合わせて壁も一部板張りにし、アクセントをつけた

リビングは化粧梁、ダイニングは板張りの下がり天井にし、天井の雰囲気で空間をさりげなくゾーニングしたLDK。子どもが走り回って遊べるように、リビングはソファを置いてもなおスペースにゆとりがある広さを確保した

レッドシダー張りの天井を軒天井まで延長し、リビングとの一体感を強調したバルコニー。ソファセットを置き、アウターリビングとして活用。壁を高くしてプライバシーを確保し、一部を格子仕様にして明るさを取り入れている

居室をできるだけ広く使えるよう、家具は置かずに造作収納をオーダー。暮らしの雑貨や子どもの作品、写真など、すべてがインテリアの一部になる

ナチュラルテイストのLDK。ソファは置かず床に座るライフスタイルで、隣接する畳コーナーにいる家族ともコミュニケーションがとりやすい

リビング横にある畳スペースは、テレビを見るときのベンチやソファとしても使えるよう小上がりに。ソファやラグをリビングに置かなくてもいいので、空間を広々使える。畳の下は引き出し収納のため、リビング周りの細々としたものもすっきりと片付けられる