以前の家にあった写真のディスプレイコーナーをモチーフに、1階と2階の両方のLDKにマグネットウォールが提案されるとともに、「一緒に住まうことの安心感と絆」が家づくり全体のコンセプトになった

床のアカシアと天井の無垢、さらに造作による一体感や間接照明がくつろぎを生む。広々としているが、適度に役割が分けられ、有機的につながっているので、どこにいても居心地がよく、さりげなく気配が届く

通りからはモダンさを、近づくと塗り壁ならではの風合いを感じる外観。撥水性に優れ、汚れが落ちやすいことも魅力

Mさん夫妻と長男が暮らす2階。洗練された空間に注目が集まることの多い同社だが、耐震や断熱、換気など、性能にまで行き届くデザインが安全で快適な暮らし心地を叶えている

キッチンのバックセットはタイルと飾り棚で、シンプルながらもMさん夫妻のセンスが形に

2階畳スペースはLDKの雰囲気にフィットする仕上がり。奥のドアは子ども部屋。間取りには自然な交差が生まれるような工夫が溶け込む

ダイニング奥に配された畳スペースは、小上がりと造作の本棚で穏やかに空間が分割され、集中しやすい環境。カウンターは読書や宿題にピッタリで、キッチンから見守りもしやすい

祖母が暮らす1階。1階の床には、明るい色合いときめ細やかな木質が特徴のカバを選択。ダイニングを中心に周遊でき、スムーズな家事を実現した。またいつでも家族を感じられるよう、ダイニング壁面にはマグネットウォールを採用。たくさんの写真を飾る予定だ

天井と壁の上部を板張りにすることで別荘感がアップ。ダイニング上の垂れ壁は長男が好きな恐竜の手作りモチーフをボルトの目隠しに。キッチンカウンター右側をはじめ3か所の壁がマグネットが付く仕様で、長男の作品、写真、ガーランドなどを気軽にディスプレイできる

2階の主寝室は、家のコンセプトであるマリンテイストからあえてずらし、新婚旅行で訪れたバリ島の落ち着いた空間をイメージ

ご主人自慢の書斎と2階の主寝室は、家のコンセプトであるマリンテイストからあえてずらし、新婚旅行で訪れたバリ島の落ち着いた空間をイメージ

モデルハウスの吹き抜けに感動し、開放感のある家を希望したKさん。以前は居室が細かく分かれていて不便だったので、1階と2階を吹き抜けでつなぎ、広々とした空間をワンルームのように使用

ホームパーティで大活躍自由な発想で使える造作ダイニングテーブル。リビング扉を開けると、カウンターと一体になった長さ約5.3ｍのダイニングテーブルがお出迎え。友人や農園スタッフと一緒に食事を楽しむために設計したもの。食事の他、写真や雑貨をディスプレイしても素敵。

祖母が暮らす1階。1階の床には、明るい色合いときめ細やかな木質が特徴のカバを選択。ダイニングを中心に周遊でき、スムーズな家事を実現した。またいつでも家族を感じられるよう、ダイニング壁面にはマグネットウォールを採用。たくさんの写真を飾る予定だ

1階の間取りはシンプルに、栗の無垢フローリングが肌に優しいLDKと、水回りに玄関のみ。吹き抜けを通して2階フリースペースと繋がる設計は、どこにいても家族が一緒にいる感覚をもたらす。「眠る時間以外全員ここで過ごします。息子はいつも、畳におもちゃを広げていますよ」そう夫妻が語るそばで、子どもが素足で走り回る様子が印象的だ。暮らしながら必要なものをしつらえる。そんな感覚で住まうYさんの家は、時を経るごとに家族に馴染んでいく

W邸は2階の個室を上手に活用している点も家づくりの参考になる。写真は、夫妻の登山用グッズを収納する部屋として利用する一部屋。いずれはコンテナにしまってある分や実家に預けてある分もまとめて、この部屋に収納する予定だそう

斜めからの視界が開け、広く見える空間取りを採用。白い床と壁に木の温もりとアクセントカラーのブルーを添え、明るく爽やかな雰囲気に。富士山が望める和室の北側には大きなFIX窓を。毎日見られる場所に家族の写真を飾りたいとリビングの壁一面にディスプレイ棚を造作。UA値0.44と北海道レベルの高断熱と特許取得の全館空調システムが、365日室温20℃台をキープ。エアコン1台で、広いLDKをはじめ、家のどこでも快適に過ごせる