鉄刀木の無垢材の床が重厚で上質な空間を創出

市街地に建つスリムな外観。1階の正面がガレージになっている。玄関へと続く約11mもの長さの「通し土間」は京の町家から着想を得たもの

細長い空間を活かした2階のLDKは16 畳の広さを確保。圧迫感が出ないようにアイアンのスリット階段を採用し、続き間の和室も設けてある

オープンキッチンのカウンターには床材と同じ鉄刀木の無垢材を使用。腰壁は汚れがつきにくい大判のタイル仕上げ

2階のLDKの窓の外にはウッドデッキのバルコニーを設置。周囲の視線を遮るために設 けた壁は外壁と同じ材で統一

1階のネイルサロンのスペースは一部の壁をブルーにしてアクセントに

ガレージから玄関へといざなわれるような奥行き感と、ほの暗い空間に灯した照明が趣きを醸し出す通し土間

白い壁と天井、そして墨入りのモルタルの土間がおりなす玄関は洗練されたモノクロームの世界

オープンキッチンのカウンターには床材と同じ鉄刀木の無垢材を使用。腰壁は汚れがつきにくい大判のタイル仕上げ

モノトーンの洗練された空気感を纏うフルオープンのLDK。 重厚な味わいの鉄刀木の床はとても堅くて、もともと濃い色なのでキズも目立たない

鉄刀木（タガヤサン）の床はキズに強く、美しい経年変化が魅力

上質な無垢材に囲まれた寝室。木の香りに包まれてぐっすりと快眠できる

土間と階段との高低差を可能な限りなくし、住まう人にやさしい設計に。白い壁に鉄刀木の深みのある色と素材感が映える

無垢の床と塗り壁、イグサの畳など、本物素材にこだわって、上質な和モダン空間を創出したLDK。広さは21.2畳で、ゆとりが感じられる

木の温もりに包まれたＬＤＫ。床は無垢チーク材

木をアクセントにした上質感あふれるLDK。白を基調とした空間に南面の窓から降り注ぐ光が反射する、明るく開放的な空間。リビングの床材は、建材市で見つけた無垢のカバ材をチーク風に塗装することで、コストを抑えつつ高級感を出すことに成功した

ナラの床とアイアンの階段、本物の素材ならではの質感が上質な心地よさを創出。階段の下には掃除ロボットの基地を設けた

広々とした空間を叶えるため、木と鉄を組み合わせて耐震性・耐久性を高めたテクノストラクチャー工法を採用