白を基調とした清廉な住宅だが、色をうまく取り入れて住宅をコーディネート。家具だけでなく、建具のガラスや畳などの様々な要素にこだわりを持ち、デザイン性も一体感も兼ね備えている

アイランドキッチンと変形テーブルを一列に配置し、調理や片付けがラクにできるダイニングキッチン

ダイニングキッチンの南側には大開口の窓を設けデッキを設置。開放感が増すと同時に、キッチンから子ども達が外で遊ぶ姿を見守れるので安心！

白をベースにした内装がいっそう明るさと広がりを感じさせるLDK

三方向に窓を設け、スペースの隅々にまで明るさが行き届いたキッチン。北側の縦型の窓が空間をよりスタイリッシュに演出している。アイランドキッチンの調理器具には遠赤外線を放出するスーパーラジエントヒーターを使用

棚に詰めこんだおもちゃを広げて、子ども部屋でのびのびと遊ぶ三姉妹

玄関の壁一面にシューズクロークを設置。内部には地窓を横長に設け、半透明の扉から光が透けて玄関に明るさをもたらすしくみになっている。地窓の上には棚がびっしりと並び、収納力抜群！

1LDKなデザインを採用。クローゼット側の床は大理石風のフロアタイル張り

キューブ型のシンプルモダンな建物に合わせてカーポート選びにもこだわった

キッチンと一体化したダイニングテーブルを造作。リビングとの境界に施主さん支給のアンティークガラスで造作した欄間を取り入れた

正方形のゆったりとした広さが理想だったという奥さまの希望が叶ったリビング。床、壁は白を基調として、建具や家具に黒を用いたモノトーンの空間

1階のランドリーは寝室のクローゼットにつながり、フロア全体を回遊できるつくり。室内は白を基調にコーディネートしたが、クローゼットやトイレなどのプライベートな空間には遊び心を持たせ、水色や黄色などのカラーを取り入れた

玄関ホールにも北欧ブルーを取り入れて家全体に統一感を持たせた。チェッカーガラスとマットな質感のリビングドアがかわいい。Nさんが見つけてきたデザイン照明が、天井に美しい陰影をつくる

キッチンは独立型で、白を基調にデザイン。窓際のベンチの横には猫の出入口も確保した。ダイニングとの間にはガラス入り格子建具を設け、抜け感を強調

骨董をイメージして家具と建具はオリジナルデザイン。壁は傷や汚れ対策に愛犬の背丈で腰板をあしらった。匂いを分解し、調湿する自然素材の壁紙オガファーザーを取り入れている

床にはヘリンボーン調のフローリング。リビングのクロスは白を基調としつつ、テレビ背面のみアクセントにネイビーを選択。雰囲気に合わせ、カーテンではなくブラインドを採用した。住宅街に位置するため、プライバシーにも配慮。隣家からの視線が気になる窓には、擦りガラスが選ばれている