間仕切りは設けず、中央の柱1本で構造計算をクリア。清々しい大空間が広がるLDK

キッチンは下がり天井に間接照明を入れておしゃれに。一直線にパントリー、キッチン、和ダイニングと並び、動線が短く動きやすい

奥さまお気に入りのセラミック天板のキッチン。2人で料理しても余裕があるように幅を広めに取った

杉板の天井、洗い出しの土間はご主人のこだわり。シューズクロークを出てすぐの造作洗面台で手を洗って室内へ入れる

白を基調にした清潔感のある洗面室。奥の脱衣室には室内干しができる物干しもつけた

玉砂利をあしらった高級感のあるトイレ。スマホアプリでいろいろ見て参考にしたのだそう

次女の部屋は落ち着いたネイビー系

2階にある寝室は畳敷きに

階段の下には構造上必要な柱に飾りの柱を１本加え、グリーンやインテリア用品を飾るスペースとして活躍

南面の大きな窓からたっぷりの光が差し込むリビング。キッチンに立つ奥さまは、リビング、ダイニングはもちろん、庭で遊ぶ子どもたちの様子を見守りながら料理ができるので安心。キッチン横の柱は1本のみ構造柱で、他の3本は意匠的に加えてニュアンスを出した

構造計算により安全性が確認された上で、柱や壁のない開放的なLDKが叶えられた。オープンな空間だが、優れた気密・断熱性能により、冬でもエアコン1台で快適に過ごせたそう

吹き抜けを設けても構造躯体に無理のない設計にするために、構造計算を行ったうえでキッチン上の梁を大きくし、天井の高さが異なる空間に仕上げてある

箱根にあるお気に入りホテルのラウンジを再現したような、本に囲まれたリビング。本の重さに耐えられるよう、床に補強材を入れ、構造柱はそのままブックエンドとして活用。絶景を眺めながら、いろいろな場所に座って本の世界に入り浸るのが、Wさんにとっての至福のひととき

全棟構造計算で強度証明されている、震構法SE構法。木がもつ力を最大限に引き出した集成材とオリジナル金物の採用で、鉄骨構造に劣らない構造強度を確保。これにより大きな吹き抜けや大開口も実現可能に。

中央にアイアン階段が配置され、化粧柱を添えたことでメリハリが生まれたLDK。重厚感のある無垢の床やモルタル調キッチンの魅力も加わり、まさにインダストリアルな雰囲気が広がる

寝室の一角に設けたご主人の書斎コーナー。本が多いご主人のために大容量の書棚を造り付けた

デザイナーの奥さま専用のワークスペース。カウンターと書棚は造作。あえて間仕切りを設けず、1階とのコミュニケーションもスムーズ

デザイナーの奥さま専用のワークスペース。カウンターと書棚は造作。あえて間仕切りを設けず、1階とのコミュニケーションもスムーズ