普段は和室とつなげ、広さを演出。収納も適材適所に備えられた

落ち着いたブラウンの床に深いグレーのクロスを合わせ、モダンさとヴィンテージ感がほどよくミックスされた空間に。家具やインテリアも雰囲気にマッチするものをセレクトした。キッチン左手は洗面脱衣室が続き、そのまま玄関へ。回遊動線が家事の効率を高めている

大きな吹き抜けを通じて、外部からは想像もつかない開放感と明るさがもたらされる。シャープなアイアンの手すりと現しの梁がアクセント。自然なつながりも育まれていく

耐震等級3、高気密・高断熱など性能面も標準で充実。安心と快適が末長く続く

洗面脱衣室の一角に造作されたドレッサースペース。既製の家具を購入するよりもコストを抑えられた

階段でアクセス可能な小屋裏はクッションフロアを敷き、ほっと落ち着ける空間に。現在は本棚にマンガが並ぶが、子どもの秘密基地としても活躍しそうだ

シューズクロークは通り抜けも可能

ガルバリウム鋼板とタイル調の外壁により、内部のブルックリンスタイルとリンクする表情に。通り側は閉じた印象。窓のサイズ、位置もじっくりと検討した

適材適所の収納など暮らしに寄り添う設計

収納はあえて１箇所にまとめず、適材適所に配置

土間から直接入ることができる和室。普段はLDKとつなげ、広さを演出

リビングから水回り、寝室などすべての場所に行きやすく、適材適所の収納が使いやすい

1階はLDKと水回り、2階に夫妻の寝室と子ども部屋を設計。適材適所の収納のおかげで、リビングは常に広くスッキリ

適材適所に収納が用意され、広々としたLDKがいつもすっきりと整う。キッチン上部の小屋裏収納は、季節外のアイテムをストックしておくのにぴったり

キッチンを中心にしてグルリと周れる動線を実現。このほか、大容量かつ適材適所の収納など、住まい方アドバイザーの資格を持つ女性建築士ならではの工夫が随所に見られる

木の香りが漂う爽やかな玄関ホール。スギ、ヒノキ、クリなど、適材適所で使われた木の表情もさまざまだ。半透明の造作ドアがLDKの気配と光を届けている

和室は玄関から直接入れるつくり。普段はLDKとつなげて、開放感がもたらされている。クロスはややグリーンがかったものを選び、落ち着きを演出した

客間にもなる和室は、普段は開いて広さを演出。同系色とした畳が空間の一体感を生む