ダイニングとリビング階段の間には、構造的な役割とデザインを兼ねた目隠し柱を設置。柱と階段の間は通路のように使うこともできる

キッチンカウンターは、ドアとそろえたブルーグレーで北欧風に。窓辺にはカウンターを設置し、ダイニングの椅子の向きをくるりと変えて使える仕様に

玄関からリビングへ向かう廊下。収納の扉を壁と同系色にして、ブルーのドアを引き立たせた。突き当たりのトイレは、ライムグリーンの壁紙がアクセント

洗面室の奥には、パジャマ、タオルなどを入れたカゴを置くための収納棚を設置。あえて扉をつけない形が、出し入れをラクに。服を着せたりクリームを塗ったりと忙しい風呂上がりの子どもの世話もスムーズだ

アイボリーを主体に濃い茶色をポイント使いした外観。アプローチは擬木を使って、奥さま好みのかわいらしい感じに

玄関のコート用クローゼットは、ゲストから見えないよう扉付きに。土間の一部には収納スペースも用意した

寝室は、広い面にネイビーの壁紙を使うことで、落ち着いたイメージを演出。『松尾工務店』の見学会でアクセントクロスの効果を体感し、自邸にも採用したという

2階ホールを室内干しスペースとして使用。雨でも夜でも、天気や時間に関係なく干せて、晴れの日はバルコニーから取り込んだ洗濯物の一時置き場としても重宝している

カフェテイストのダイニング。構造的に必要だった柱を逆手にとって、リビングとダイニングを分ける黒色のパーテーションを設置。玄関からの目隠しになる他、空間を引き締める効果も

構造上必要な柱の間に、遊び心あるアイアン飾りがおしゃれ

ガレージの柱の間に洗濯物を干せるポールを設置。洗濯物を干していないときでもかっこいいデザインに

リビングでは、構造上必要な柱を、空間づくりに巧みに利用した。 木目のカウンターを設置し、おしゃれなスタディコーナーに

階段の下には構造上必要な柱に飾りの柱を１本加え、グリーンやインテリア用品を飾るスペースとして活躍

LDKと続き間の和室。キッチン横の構造上必要な柱の間に棚を付けオープンラックにして、収納を確保するなど、奥さまのアイデアが随所に光る

階段から眺めたリビング。構造上必要な柱をアクセントに活かしている。アイアンの手すりは夫妻のこだわりポイント

リビングの間取りは、ご主人のマッサージチェアを置くことを前提にデザイン。大空間を支える柱と柱の間に、ちょうどマッサージチェアが収まるように設計されている

細やかなデザインの雪見障子が間仕切りの役割を果たしている。柱と床に無垢のヒノキ、壁に珪藻土を使った自然素材の空間は、誰もがおだやかな気持ちになれる

「板倉造り」を象徴するスギ板張りの壁が印象的なLDK。 「板倉造り」ではヒノキの柱に溝を掘り、柱と柱の間に厚さ３cmの杉板を落としこんで壁を築く。使う木材は一般の木造住宅の約3倍。同社ではそのすべてに天竜材を使用