室内は玄関とLDKが直結する間取りにして空間を有効利用。玄関土間とリビングの間に仕切り壁を設けてある

ライトグレーの塗り壁で仕上げたシンプルな外観。四角形のフォルムの右端を斜めにカットし、玄関ポーチを配置。左上には縦長の木製サッシを設け、夜間にペンダント照明を意匠的に活かせるように工夫されている

キッチンとリビングは横並びに配置。リビングの南面には人工芝とモルタルのテラスの庭が広がる

リビングのアクセントウォールには名古屋モザイクのタイルを採用。間接照明を仕込んであり、夜は昼間とは一味違った雰囲気を楽しめる

キッチンを囲むようにL字型の造作カウンターを設けてあり、子どもの勉強スペースや、軽食を取る場所、来客時に席数が足りないときなど多目的に活躍

玄関土間はリビングと水回りの２方向につながっているため、目的地に合わせて導線を選択できる

造作の洗面スペースは脱衣室と分離して配置。壁いっぱいに鏡を設けてあるため、子ども二人が並んで朝の支度をすることも可能に

トイレはグレーを基調にコーディネート。ペンダント照明がもたらす陰影がシンプルな空間をアーティスティックに演出

玄関から続く通り土間には薪ストーブを設置。防火対策として背面にレンガ張りの壁を設けた。洗い出しの土間は愛犬たちの憩いの場となっている。土間を仕切っている建具は、旧宅の建具を再利用したもの

階段下を有効利用して設けたスタディコーナー

土間の奥と階段の踊り場は子どもの遊び場に利用。引き戸でLDKと仕切ることも可能

玄関から直結するLDK

階段下を有効利用し、キッチンの隣に設けたパントリー

寝室は、夫婦の生活動線を最短にするためLDKに直結。また、夜間のトイレ利用が楽になるよう、玄関ホールに設けたトイレに寝室側からも利用できる扉を設置

洗面から寝室に至る廊下には。室内干しのスペースをつくり、空間を有効利用。洗濯家事を完結できるよう、ランドリースペース・室内干し・ファミリークローゼットを近くにまとめた間取りが、毎日の時短に貢献する

キッチンの横に設けた子ども部屋は、現在家族の寝室として利用。子どもが大きくなったら壁で仕切って２部屋にすることもできる

玄関は、奥にある実家の通路の妨げにならないようにポーチを引っ込めて設けてある。ポーチの壁は板張りにして端正な雰囲気を演出。玄関の正面には階段がある。階段を建物の中央に設けたことで室内の廊下の長さを抑え、スペースを有効に活かすことができた

土間とリビングの間を壁ではなく、建具で間仕切り。光を取り入れ、明るい室内に。 また 、来客や、土間にいる愛犬・愛猫の気配を常に感じられる